とある店で見かけたランプから出る甘い匂いを不思議に思って調べたのがきっかけで集め始めたのですが、いつの間にかそれが趣味になっていました。まだごく一部の香りしか触れたことがありませんが、その中でもお気に入りでよく仕入れるものを少しご紹介します。
オイルの種類:
柑橘系が好きな方には「オレンジスイート」というオイルが合うかもしれません。匂いを嗅いでみると、オレンジ特有の甘い香りがして、店員さんのアドバイスによると、このオイルには、リラックス効果があり、ストレスを和らげてくれるようです。
同じ柑橘系でも甘すぎる匂いは苦手な場合は、「ユズ/柚子」の香りもあります。前述のオレンジスイートと比べると、匂いは控え目で、ほのかな(じんわりくるような)甘酸っぱさを放ちます。柚子のオイルには、ストレスを和らげてくれたり、血行促進や体を温めてくれる効果もあるそうで、お風呂や足浴にもおすすめだそうです。
これら柑橘系のオイル二つは、使ってみると確かに心を落ち着かせてくれるのですが、はっきりと目が覚さめてしまうので、寝る前に少しだけ香りを楽しんでから休みたいときには、ベンゾインというオイルが合うかもしれません。
こちらは匂いを試すと、バニラに近いような優しく甘い香りがします。本物のバニラの匂いには重さがありますが、これは軽めで、長く嗅いでも嫌な印象がありません。このオイルには、タイなどの東南アジア原産の安息香というものが入っていて、心を穏やかに落ち着かせてくれる効果があるようです。
香りの楽しみ方:
エッセンシャルオイルの香りを楽しむには芳香器を使うのが簡単です。芳香器のお皿に少しお湯を入れて、その中にエッセンシャルオイルを数滴垂らすと、部屋全体に香りが広がってくれます。形もおしゃれなので普通に明かりとしても使えます。オイルが入っていない状態でも付けたままで問題ありません。
エッセンシャルオイルは入浴時にバスタブに直接入れて使うことも可能で、お湯に直接数滴たらして良くかき混ぜると、入浴しながら香りを楽しめます。
芳香器の代わりに、こういうアロマストーン(↑)というものもあり、好きな匂いを「いつも持ち運ぶ」ことも可能です。使い方はとても簡単で、この管の中のアロマストーンに、エッセンシャルオイルを直接数滴落として、石に染み込ませます。缶を閉じておけば、中の匂いはわりと長時間持ってくれます。
就寝まで少し時間がある日には例えばオレンジスイートを使って疲れを癒し、夜寝る前に少しだけ香りを楽しみたい場合は、ベンゾインで心を落ち着かせてからゆっくり休む、といった風に、使い分けると色々種類が楽しめます。