ドコモのスマホは持っていないので、本当はKDDIにしたかったのですが、こちらのほうが市場シェアも大きく、配当利回りも高い銘柄のため、以前から少し持っておきたいと思っていたので、こちらも5月に買い入れました。
事業の内容
NTTドコモは、NTTグループの中で中核を担い、国内のケータイ・スマホ市場のシェア約4割を誇る(2017年頃一時期少しだけ下回っていたものの、2019年には4割強まで回復)企業で、キャリアの中でも最大手です。現在は、非通信事業にも力を入れているようです。
事業の内容は主に携帯電話とスマホの通信事業が中心で、他には、売上構成の中ではまだ小さいですが、最近ではスマートライフ領域(コンテンツやアプリの開発・配信など)の非通信事業も展開しているとあります。具体的には、「動画配信・音楽配信・電子書籍サービス等のdマーケットを通じたサービス、金融・決済サービス、ショッピングサービス、生活関連サービスなど」(公式ページより)。また、医療関連のデータ管理・活用などもあるようです。
売上構成の中で、それぞれの比率を見てみますと、通信が82%、スマートライフ事業の上りが9%、残り医療関連含めて9%と、現状はほとんど通信事業による収益によるものです。
業績や最近の株価
一時期KDDIやソフトバクに押され気味でしたが、2013年にiPhoneを扱うようなった頃から、勢いが回復したように見えます。その後、通信費の値下げのニュースが出始めたころに、一旦株価が下がったようで、昨年末くらいから現在まで2,600円前後を行ったり来たりしています。
昨日も株価は2,600円前後にあり、配当は一株当たり120円つくので、利回りは約4.5%となります。年単位で見れば、株価は毎年少しずつではありますが上がっていて、1株当たりの収益が伸びていることもあり、配当額も増えています。毎年4~5%程度の高配当を出し続けているため、売却益ではなく長期で高配当を得る目的であれば、狙いに合った銘柄と言えるでしょう。
事業の持続性などを知りたくて、メインの通信事業のサービス解約率なども調べてみると0.57%しかなく(毎年0.55~0.65%前後)低いようですし、そのうち第5世代も始まるので、この銘柄も暫く持ち続ける予定でいます。