マネー&ライフ

コロナ禍のような事態に投資で備える

働く・貯める、だけではあまり経済的な余裕を持てません。しかも今回のコロナ禍のような事態が発生すると、解雇等で「働く・貯める」が機能しなくなる可能性も高いので、危機に対して弱いところがあります。

働いて稼ぐことができない状況に備えて、投資で上がりを得られるようにしておくと、こういった状況下でも生活を維持することができます。

給料が高くても危機に対しては脆弱

頑張ってたくさん稼げば暮らしが楽になるかもと考える人は多いですが、働いてたくさん給料をもらえるようになれば買えるモノやサービスの量が増え質も良くなるかもしれませんが、結局ほとんどの場合は使いきってしまい手残りは増えないので、生活の苦しさや何かに追われている感自体はそれほど大きく変わることはありません。

労働者の中で年収1,000万円を超える人は、約20人に1人の割合でしかいないそうですが、サラリーマンとして高給を得ると多くの場合、同じサラリーマン同士の目も気になってしまうからなのか、いいものを着て、いいものを食べ、いいところに住み、いい教育を受けさせ…と衣食住や教育などの支払いで全て使い切ってしまいがちです。

平時はそれでも何とか生活していくことができますが、経済危機が起きると、そうもいきません。高給を得ているがゆえに、費用対効果に見合っているかを厳しく見られます。勤め先の資金繰りが苦しくなると、クビリストに名前が載ります。

LIMOの(「年収1000万円超のサラリーマンになるだけでは裕福にしかいないそうですが、ならない⁉お金持ちから学ぶお金の使い方」(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200329-00016593-toushin-life))を見ると、働いてこの収入レベルになると、税制面でも優遇措置を受けることができず一番割を食うようです。投資で同じ額を稼ぐのと比べると確かに不利です。

では公務員であればもっと堅く安心なのかというと、そうでもないようです。リーマンショックから数年の間に例えば2013年にはアメリカではデトロイトが破綻し、それより少し前にもカリフォルニア州などで破綻が相次ぎ、他の市でも教員たちへの給与支払いがストップしたりしました。支払い停止だけでなく警察官が解雇されて治安が悪化した都市もありました。日本でもアメリカの例はあまり他人事ではなく、夕張以外にも財政が苦しい自治体は多いので、アメリカの自治体の例ほどひどくはならないとしても税収が減れば似たようなことは起こり得ます。

結局どの職に就いていても、働く+貯めるだけでいる状態は、あまり堅いとは言えません。

投資で上がりを得る

では働いて上を目指す(高給を得る)代わりに投資でお金を稼ぐようになると、どうなるか。

こういう状況下で安心して過ごせます。家賃や配当や広告料が入り続けているので経済的な心配はありません。「働く」道しかなかったら、こうはいきません。

経済への影響も出始めていますが、不動産については幸いどの物件からも滞納者が出ていません。年齢も年齢なのでなるべく近いところに持っていたいという父とはちがって地方に持っていることも、こういうときにリスクヘッジとして機能しているのかもしれません。移動が完全に自由になれば、また定期的な視察の手間はが掛かりますが。

今回の事態を受けて今後もし滞納する人が出ても、少し待ってあげるつもりでいます。勤め先都合で支払えなくなったのであれば、それは自分の落ち度ではないので仕方ありません。部屋数も十分にあり、ローンがあるわけでもないので、しばらく猶予してあげて、あとから分割で上乗せして払ってもらう等で対応すればよいだけです。3~4月は特にマスクが品薄ということもあったので、こちらから材料を提供してまとまった数を作ってもらい、それで支払い免除するのもいいかもと考えてもいました。先に追い出さない方針を打ち出しておいたほうが、長く安心して住んでくれると見ています。

今のような状況下では株価は落ちたまましばらく低迷しますが(一部戻ったものもありますが)、電力や通信などのインフラ系や医療系の企業は実需も堅く、他の産業に比べると売上の減少も小さくて済む傾向があるので、安いうちに買うというのも選択肢かもしれません。

配当利回りについては気を付けておいたほうがよい部分があり、たまに「今買えば、利回り7%超えです!」といった内容のものを目にすることがありますが、その言葉通りに買ってしまうとガッカリすることになります。今期は多くの企業で売上減の予測が出ているので、配当も減配されるところが多いはずです。それでも株価自体が安いので、減配されても今より少し低いくらいの利回りは期待できそうです。

サイトについては巣ごもり消費系に特化しているわけではありませんが、時間つぶしにあったサービス紹介をしているので、外での消費が落ちている状況下でも成約の件数はさほど変わらず広告料は今の水準を何とかキープできそうです。

他のサイトについても、動くなと言われているこの時期にライターさんたちの協力を得てページ数を増やしたりキーワード選定で育てておきたいところです。

もう一人の自分を育てる

生身の自分が働く以外にお金を稼ぐ手段が無かったら、今頃どうなっていたか。おそらく大きな不安を抱えていたでしょう。今でもテレワークを指示されている人も、勤め先の都合次第でいつどうなるか・今後も働けるかどうか等は全く分からないという不安があるかと思います。一家の働き手が一人であっても二人であってもこの不安は変わりません。

ですが、投資をして自分のものを持つと、そうした心配もかなり軽減されます。今回のコロナ禍は、働くことを頑張る以上に自分のものを積み上げる・それで稼ぐことを意識する・再認識する機会として活かしていきたいですね。

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