こんにちは。
creator.kです。
奈良市内で参院選の街頭演説中に安倍晋三元総理(67)が
容疑者山上徹也に銃撃され、死亡する事件が起きました。
令和になり、もっと平和になるかと思いきや
令和始まって以来の最も悲惨な事件になってしまいましたね。
日本のために尽力を尽くしてくれた安倍元総理には感謝しかありません。
山上徹也は、なぜ宗教上の恨みで安倍元総理を殺害したのか。
真意に迫ってみたいと思います。
母親が宗教団体に“1億円”の献金?
山上容疑者の母がハマったとされる宗教団体は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)。
1954年に韓国で
「世界基督教統一神霊協会(統一教会)」
として設立され、日本では2015年に名称が変更されました。
団体を巡っては80年代以降不安をあおって高額のつぼなどを売りつける
「霊感商法」
との関わりや高齢者の巨額献金などが社会問題化。
献金に応じた信者の家族などが、
後日、団体を相手取って返金を求める訴訟が相次いだ経緯があるという。
団体によると、山上容疑者の母親は98年ごろ、旧統一教会に入信。
関係者によると、その後、母親は山上容疑者の祖父から相続した土地を売却するなどして、
少なくとも1億円の献金をしており、02年に破産したという。
山上容疑者は教会について
「母親が多額のお金を振り込んで破産した。10代の頃から恨んでいた」
などと供述している。
なぜ安倍元総理を殺害したのか。
2021年9月11日、旧統一教会の関連団体である
『天宙平和連合(UPF)』の大規模オンラインイベントが開かれた。
安倍元首相はその集会にビデオメッセージを送り
「世界各地の紛争の解決、とりわけ朝鮮半島の平和的統一に向けて
努力されてきた韓鶴子総裁をはじめ、みなさまに敬意を表します」
などと、旧統一教会の韓鶴子(ハンハクチャ)総裁を称賛したのだ。
山上容疑者はこのビデオメッセージを見てつながりを確信。
「殺すしかないと思った」
と供述している。
安倍元首相と教団とのつながりは、祖父・岸信介元首相にまで遡ります。
68年に統一教会系の政治団体
『国際勝共連合』
が結成された際、岸元首相はこれに協力。
その後も、信者の前での講演や教祖との対話も行っていたとされる。
山上容疑者が旧統一教会と安倍元首相との関係をどこまで知っていたかは定かではないが、
ただ結果として
「密接なつながり」
があったがゆえに安倍元首相はビデオメッセージを送り、
それが山上容疑者を凶行に走らせたことは事実でしょう。
「山上容疑者の母親のように、破産するほどのめり込むケースは珍しくありません。旧統一教会には現在も、間違いなく献金ノルマがあります。目標額が課され、達成できなければ信者は厳しく叱責を受ける。多額献金による被害は、現在進行形で続いているのです」
と、全国霊感商法対策弁護士連絡会の紀藤正樹弁護士が話しています。
山上徹也という人物とは。
山上容疑者は奈良市内で育った。中学の同級生は
「頭が良かった。」
と話し、高校の同級生らは
「人見知りの一面も」
と評した。
中学時代はバスケットボール部に所属。小柄だったが運動神経がよかったという。
あだ名は
「徹也」からとった「こてつ」。
中学校の卒業アルバムの写真には氏名の下にはこてつ。
このニックネームを本人も気に入っていたようだという。同級生は
「成績がバツグンだった」
と話した。
高校は奈良県内有数の進学校である県立高校に進学した。
同級生の女性によると、応援団に所属しており
「おとなしくまじめ。ちょっと人見知りの一面もあった」
と振り返っていました。
卒業アルバムの自身の将来を記載する欄には
「わからん。」
と言っていたそうだ。
03~05年には、海上自衛隊に所属しており、
20年10月からは派遣社員として京都府内の工場で
フォークリフトで倉庫の荷物を運ぶ仕事をしていました。
工場の責任者によると、フォークリフトの免許を持っており、
遅刻や欠勤もなく、まじめな仕事ぶりだったという。
しかし、半年が過ぎたあたりから仕事の手順を巡り、同僚らとトラブルが発生。
今年3月には年上のベテランと激しい口論になり、同月末ごろから週に1~2回欠勤するように。
「心臓の調子が悪い」
などと訴え、5月15日付で退職した。責任者は
「仕事の会話はあったが、趣味や経歴などプライベートはいっさい話さなかった」
と振り返った。
まとめ:
山上徹容疑者の壮絶な人生を考えると、
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に憎しみを持つことは共感できます。
しかし、憎しみから武力行使に変えてしまったら
守りたかった人を守れなくなりますし、自分の人生に終止符が打たれます。
被害を受けてる人は山上容疑者だけではありません。他の方々もたくさんいるはずです。
被害者の会などを設立し、署名などを集め、政府機関などに訴えましょう。
安倍元総理。日本を支えてくれてありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします