こんにちは。creator.kです。
人々の社会活動が、デジタル空間で行われる
「メタバース」
はご存知ですか?
SF作品のような世界が、現実のようなものとなりつつある仮想空間サービスです。
そんな話題沸騰の、メタバースの魅力に迫っていきます。
メタバースで遊びつくせ!
メタバースとは、オンライン上の
「共有型仮想空間」
で、スマートフォン、パソコン、ゲーム機、顔に装着するゴーグル型端末などを使って、
仮想空間にアバター(分身キャラクター)として入り込み、
相互にコミュニケーションしたり、仕事や買い物、生産活動、
ゲームやコンサートなどの娯楽を楽しんだりできる世界です。
メタバース市場は?
メタバースの市場規模について、カナダの調査会社エマージェン・リサーチは
2028年には8290億ドル(約95兆円)まで膨らむと予測しているそうだ。
フェイスブックが名前を変更?
メタバースは、SNS世界最大手の米フェイスブックが昨年10月に社名を
「Meta(メタ)」
に変更し、約1兆円の投資を表明したことで、一気に注目を集めるようになりました。
メタ社は、VR(仮想現実)を活用した仮想オフィス
「ホライゾン・ワークルーム」
を提供しており、参加者はゴーグル型端末を通じてアバターで参加でき
コミュニケーションや共同作業を行える優れものだ。
対するマイクロソフト社は?
米マイクロソフト社はリモートワークアプリの
「チームズ」
をメタバースに対応させ、事業を展開する計画だ。
サブタイトル:国内の動きは?
国内では、新興企業の株式会社HIKKYが100万人のアバターを動員し、
世界最大の
「バーチャルマーケット」
を運営している。
昨年12月のイベントでは、JR東日本が仮想乗車などを体験できる
「バーチャル秋葉原駅」
などを提供しており、大手ビームスなどはアバターや本物の洋服を購入できる店舗が
約80社も参加している。
あの大手メーカーも参戦?
ゲームでもメタバース関連の動きが活発だ。
アバターで無人島生活を繰り広げる任天堂の
「あつまれ どうぶつの森」
では、旅行大手JTBが仮想旅行を提供する
「JTB島」
を公開している。
オンラインゲーム
「フォートナイト」
では一昨年、日本人として初めてシンガーソングライターの米津玄師さんが
バーチャルイベントを開催し話題となっている。
メタバースを支える「NFT」とは?
メタバース内での経済活動を支えているのが
「NFT(非代替性トークン)」
である。
NFTは、デジタルデータを証明する“鑑定書”のようなもので
情報を付与し、著作権に似た形で利益を得たり、取引したりできるようになり、
デジタルデータの進化に貢献しているという。
メタバースは不動産にも影響か。
メタバースにおける
「仮想土地」
が急激に高騰しているという。
昨年の12月に、米国企業によって開発された仮想ゲームワールド
「ザ・サンドボックス」
にいたっては、約5億円で購入されるなど巨額の不動産取引が相次いでいるという。
まとめ
100兆円規模の経済圏に成長することが予測されるメタバースは
世界の新興企業から巨大IT企業まで、幅広く普及していくでしょう。
メタバースの動向に期待したいですね。