こんにちは、creator.kです。

吉田拓郎さんと言えば、KinKi Kids（ジャニーズ）と共演していた音楽番組が有名でした。

当時の旬のアーティストと、対話したり演奏したりと面白い番組でしたね。

そんな吉田拓郎さんの魅力と引退理由について、迫ってみたいと思います。

吉田拓郎とは

吉田拓郎（ヨシダ タクロウ）は、

1946年4月5日生まれ、鹿児島県伊佐市出身のシンガー･ソングライターです。

1970年代前半にデビューし、その歌や生き方を当時の日本の若者から強く支持されました。

ポップスのみならずアイドルから演歌歌手まで広く楽曲提供を行ったことから

歌謡曲にも影響を与え、

現在では日本の現代音楽史を語る上では欠かせない最重要人物の一人になっている。

一般的にはフォーク歌手として見られるが、

実際はロックやR&B等、様々なジャンルにも携わっており

同時期にデビューした井上陽水、松任谷由実、中島みゆきらとともに、

日本にシンガーソングライターというスタイルを定着させた一人とされています。

引退の真相とは。

年齢を踏まえて

吉田拓郎さんは、2022年6月現在で76歳という年齢です。

2022年の4月のラジオ番組では

「自分にはあまり時間がない」

「人生は一回だけだ」

と繰り返し話していたという。

また

「僕なんかね時間があんまりないんだよね、正直言うけど。僕にはね。

　だからね、そういう場所にずっといたくないの。いられないの。　

“ツアーをやめるな”とか“ライブ、もう一個やろうよ”とか、そういうことを簡単に言うけど、それはないっていうふうに僕は思ってるわけ　

僕はね、僕だけの、僕が分かってる、僕だけの未来っていうのを自分の中で夢として作って、それに向かっているんです。」

引用：ラジオ番組「吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」

と語っており、残りの人生を楽しみたいという気持ちが伺えますね。

さらに、妻で女優の森下愛子さんについても、

2020年ごろから全てのドラマの撮影からリタイアを決断しており、

引退を示唆しておりました。

夫婦の時間を大切にしたいのかもしれませんね。

体調面の悪化

吉田拓郎さんは、数多くの病気と闘ってきたようです。

2003年に肺ガン　

2007年に更年期障害・ストレス・うつ病

2014年に喉にガン

肺ガンでは、肺の3分の1を切除していたり、喉に癌が見つかった際には、

半年間、放射線治療を行ったそうです。

そんな辛い闘病生活を支えてくれたのは、妻で女優の森下愛子さんでした。

「もう歌えない・・」と弱気になる吉田拓郎さんを懸命に励ましていたそうです。

「多分、僕はその時、もう歌えない、というふうに何度も思いました。

かみさんが、黙々と日常生活を送りながら静かに僕を支えてくれて

“必ず完治するから！1日、1日だから”と僕を励ましてくれました」と涙声で語っていました。

（引用：日刊スポーツ（2019/3/25））

その後も、体調不良が理由でコンサートの中止などもありました。

2004年　貧血で倒れてライブ中段
2007年　慢性気管支炎と胸膜炎によりツアー中止
2009年　慢性気管支炎の悪化によりツアー中止

体調が芳しくない状態にも関わらず、歌手活動をされていた姿に心打たれますね。

実はあの人が嫌いだった?

デザイナーでタレントの篠原ともえ（43）がMCを務める

Tokyo　FM「東京プラネタリー☆カフェ」

にゲスト出演した吉田拓郎は、思いのたけを語りました。

96年10月から01年3月まで約4年半レギュラー放送されたフジテレビ系

「LOVE　LOVE　あいしてる」

で、当時、個性的ファッションで“シノラー”として人気を博していた17歳の篠原との共演は

「番組を早く終わってほしいぐらい嫌でした」

と話していたそうだ。

篠原が

「あいさつに行ったときには帰っちゃってね」

と語ると、吉田は

「僕は君が苦手だった。ちょうど50歳になる頃だったんですよ。

当時ね、若い人があの頃大嫌いで。
そこに持ってきてKinKi　Kidsや篠原ともえとか17歳じゃないですか。

その中でも篠原ともえって人はピーキャーピーキャー、ギャーギャーギャーギャー

色々とまとわりついて来る人で、もっとも僕が嫌なタイプ。

最も苦手とする、もっとも嫌いなタイプの女の子だった。

こんな子が毎週来るんだったら、俺は番組降りるってプロデューサーに何度も“辞表”を出した」

と語った。

篠原が

「そんなうわさは聞いていたんですけど、

私は拓郎さんが嫌がっているって聞いた時、照れているんだろうなって思ったんですよ。

だから、時間がたてば心を開いてくれると思って」

と言うと

「本当に嫌だったんだよ」

と笑った。

　だが、共演するうちに

「篠原ともえさんやKinKi　Kidsさんと共演していく中で、

ある時期から、なんか俺、教えられているなとか、ふと思うようになったんです。

それからはKinKiと篠原から勉強しようっていう積極的な気持ちが芽生えてきて、

そこから素敵ないいおじさんになった気がするね。

僕の50歳からの先生は、この3人です。いっぱい学んだ。

あんなに嫌っていたからこそ、すごい不思議な出来事で。

偶然の出会いだったけど、奇跡が起きたと思っている。

なんか君たちに対して、ある種のリスペクトを持っている」

と語り、ラストアルバムと明言している29日に発売するアルバム

「ah-面白かった」

にも

「奇跡を起こさしてくれた3人には

一緒にセッションに加わってもらいたいなって思いはずっとあった」

と明かした。

まとめ：

私が学生の時に、ふとテレビをつけると

吉田拓郎さんが、自分の好きなアーティストと年齢差やジャンルの違いなどで

会話やセッションなどが難しいのにも関わらず

持ち前の鋭い突っ込みや、的確なアドバイス。

感動しかないギターの音色と歌唱力を存分に発揮しており、元気をもらっていました。

元気と勇気を与えてくれた吉田拓郎さん。

本当にありがとうございました。いつまでも元気にお過ごしください。