こんにちは。creator.kです。
コロナが流行り、がんの存在を忘れていたりしませんか?
どんな人にも、がんの危険は伴っていますので、対策をしていきたいですね。
新たな治療法「がん免疫細胞」に期待!
私たちの身体には細菌やウイルスなどの異物を排除する
「免疫」
が備わっているのはご存知ですか?
この免疫によって、体内に毎日のように発生しているがん細胞を排除し
発症しないようにしています。
これを応用した治療法が
「がん免疫治療」
という最新の治療法になります。
2018年にノーベル生理学・医学賞を受賞したことで注目を集めています。
がん免疫療法は、数種類にわけられており
「非特異的免疫療法」という治療には
「免疫賦活剤」「免疫チェックポイント阻害剤」などがあり
「抗原特異的免疫療法」といわれる治療には
「抗体療法」「免疫細胞療法」「ワクチン療法」がある。
しかし、効果が証明されている免疫療法は限られており
一部にしか保険診療で受けることができません。
他の治療法との違いは・・
一般的に行われる薬物療法での薬剤は、ある意味”毒”のようなもので
がん細胞に直接作用するだけでなく、正常細胞にも作用してしまい副作用が起きます。
一方、免疫療法はがん細胞に直接作用せず、
人間が元々備わっている免疫の力を強めることでがん細胞に対応させる仕組みなのです。
従って、一般的な薬物療法に比べ、副作用は少ないといわれている。
免疫療法の効果を生かすには、日々の心がけが大事!
免疫療法は、患者さん自身に備わっている免疫システムに作用してがんと戦うので
治療+ベースとなる免疫力が強くなければなりません。
免疫力の強さは、遺伝的要因(体質)、環境要因、生活習慣などが関係します。
腸内環境を整えよう
近年、免疫と密接に関係することが分かってきたのが、腸内細菌です。
腸内細菌叢(ちょうないさきんそう)に善玉菌、特にビフィズス菌が多いと
免疫治療の効果が高まるといった研究結果もあります。
大切な免疫の力を低下させないためにも、
善玉菌を増やす効果がある食物繊維を十分に摂取するなど、
生活習慣の改善も心がけるとよいかもしれませんね。