カゴメの調査で、野菜を好きになるきっかけの一つが
「子どもの頃の栽培、収穫体験」
だと分かった。担当者は
「子どもの頃の経験が大人になっても影響を与えている。食育の重要性も感じられる結
果となった」
と分析した。
調査は野菜不足になる要因などを探る
「野菜定点調査」
と題して2017年から実施。
今回は21年10月1、2日に15~69歳の男女計4680人からインターネットを通じて回答を
得た。
「1日に野菜を350㌘以上取るか」
など高齢の設問に加え、栽培などに関する項目を追加した。
「野菜好き」
と答えた人の約7割が子どもの頃に野菜の栽培や収穫を経験していると回答。
複数回答で具体的な接点を聞いたところ
「親族や親戚、知り合いの畑の手伝い」と「地域の行事」
がともに81.8%。
「家庭菜園」
が81.7%で上位となった。
「保育園・幼稚園や学校の行事」「農家主催の体験会」
なども多かった。
野菜好きが実際に栽培、収穫を経験した
「推し野菜」
の1位は43.4%のトマトで、24.8%のキュウリ、21.5%のナスが続いた。
子どもの野菜嫌いには、悩む家庭が数多くいると思います。
栽培を体験することで観察力や責任感を養え、食すことで健やかな身体になっていくこ
とでしょう。
子どもにとってはいいこと尽くめの栽培、収穫体験。
チャレンジしてみてはいかがですか?