子供に無料や低額で食事を提供する
「子ども食堂」
が全国で少なくとも6007カ所に上ったことが支援団体の調査で判明した。
2012年に子ども食堂が発足して以来、過去最多とみられる。
20年の4960カ所から千カ所以上増えた。
コロナウイルス感染防止のため同じ場所で食べるのが難しくても、
弁当の配布などの活動を続けている。調査は認定NPO法人
「全国子ども食堂支援センター・むすびえ」
が10~12月、全国の団体や自治体に対して実施。湯浅誠理事長は記者会見で、
コロナ禍で増加した理由を
「子供の居場所が減少していることへの危機感がある」
と指摘した。
都道府県別では東京が747カ所で最多。
次いで大阪470カ所、兵庫373カ所だった。
少ないのは富山24カ所、秋田、島根両県の25カ所だった。
むすびえは10~12月に全国の運営者らを対象に実施した実態調査結果も発表。
コロナ禍での活動について複数回答で尋ねたところ
「屋内で食事をしている」
が6割だった一方で
「弁当配布」
も6割、弁当や食材を自宅に宅配しているとの回答も2割ずつあった。
むすびえは一昨年12月、20年の子ども食堂を少なくとも5086カ所と発表していたが、
数字を精査し、4960カ所に訂正した。
「子供の脳は食事で決まる」
ということはご存知ですか?
人間の脳の神経細胞が最も発達するのは3歳までで、
その後6歳で大人の脳の90%にまで成長し、12歳にはほぼ完成すると言われています。
子供達にとって食事は、将来を左右する決め手となるかもしれません。
辛い時だからこそ、このような支援団体を利用し子供を守っていきましょう。