先月9日、北海道、千葉、京都、山口の4都道府県で来年2月から
運転免許証変更時の優良運転者講習を
オンライン化するモデル事業を始めると明らかにした。
本人確認にマイナンバーカードが必要となる。
政府は2024年度末にマイナカードと運転免許証を一体化する方針で、
警察庁はモデル事業で手続きの時間短縮といった効果を検証し、
同時期以降の全国導入を目指している。
警察庁によると、免許更新の連絡はがきを受け取った後、
スマホやパソコンから専用サイトにアクセスし
スマホやICカードリーダーでマイナカードを読み取り、自分の免許証番号を入力する。
講習は約30分間の動画を視聴し、ミニテストもある。
テスト結果は免許更新に影響しない。
本人確認のため動画視聴中に3回、自分の顔画像を撮影し送信する。
受講後、免許センターなどを訪れ免許証を提示すると、
免許と3回の顔画像を職員が端末で照合する。
さらに適性検査といった手続きを経て新しい免許証を受け取る。
モデル事業の対象は4都道府県在住でマイナカードがあり、
誕生日が来年2月1日以降の優良運転者である。
最大で月約3万5千人が受講すると見込まれる。
カードがない人や、希望しない場合は従来の講習を受ける。
優良運転者講習は過去5年間に無事故、無違反などのドライバーが対象で、
20年は全国で約938万人が受講した。
オンラインでの会議や面接などが行われるこのご時世に、
免許更新が便乗しているのも画期的だと思います。
私の免許更新を行う会場は、
乗り換え乗り換えからの15分歩いた場所に設けらているため免許更新と聞くと
億劫になっておりました。
働き方や学び方など、限られた時間の中で
いかに有意義に過ごせるかを考えていく時代かもしれませんね。