世界で猛威を振るい、最も強力なコンピューターウイルスと呼ばれた
「エモテット」
が復活したことが12月2日に分かった。
国際的な調査でいったんは制圧されたが、
ウイルスの作成方法や運用ノウハウを継承したハッカー集団がいるとみられる。
専門家は活動が活発化する恐れがあるとして注意を呼び掛けている。
セキュリティー企業
「LAC(ラック)」
によると、エモテットが復活したのは11月15日ごろ。
日本国内の組織にも17日までに感染を狙った攻撃メールが十数件届き、
一部は感染が確認された。
情報処理推進機構(IPA)も、
メールに添付されたワードやエクセルのファイルで、
実行すると感染するものを9種類確認した。
取引先や知人からの返信を装ったメールを送り付け、
添付ファイルを開くと感染する。
パソコン内のメール情報を盗んで次々に感染を広げるほか、
パソコンが乗っ取られ、他のウイルスに感染させられたり、
第三者へのサイバー攻撃の足がかりに悪用されたりする。
世界で170万台以上のパソコンが感染し、被害額は数百億円に上る。
このようなコンピューターウイルスの対策として、
総務省はこのように述べています。
「ソフトウェアを更新する」
「ウイルス対策ソフトを導入する」
「怪しいホームページやメールに注意する」
と勧告しております。
分かっている内容かもしれませんが、
今一度自分のPCの点検をしてみてはいかがですか?