北海道の海で主役とされる、スルメイカやサンマが取れないといった
悩みがある中、
これまであまり取れなかったブリやイワシなどの水揚げが増える変化が起きている。
こうした現象は、
「魚種交代」
と呼ばれる。
変化に戸惑う道内各地では食べなれない魚に活路を見出そうと模索が続いている。
函館市中心部から北東に約28㌔、内浦湾に面する同市尾札部長。
これまでは、
名物スルメイカの漁期の6~11月には家庭の朝食に刺身が出るほどだったが
11月中旬の早朝、尾札部漁港に戻った稜線が水揚げしたのは
網いっぱいのブリだった。
地元の南かやべ漁業協同組合の中村正敏専務理事によると、
スルメイカの水揚げが減り始めたのは2009年ごろ。
中村さんは
「今やブリは漁獲の40%を占め、地元の商売を支えている」
と話す。
こうした魚種交代とみられる現象は函館以外でも起きている。
道央のえりも漁協では酒を狙った定置網にブリがかかるようになった。
道東ではサンマの記録的不漁が続く一方、マイワシの漁獲が好調だ。
北海道立総合研究機構によると、冷水を好むサンマなどの数が減る一方、
高い水温を好むブリが回遊するようになるなどの変化が起きており
「地球温暖化による海水温の上昇」
が一因とみられる。
1人1人の地球温暖化対策としては次のようなものがあります。
・公共交通機関を利用しよう
・ヒートポンプや家庭用コージェネレーションを入れよう
・使っていないコンセントを抜こう
・買い替え時は省エネ製品を選ぼう
・冷暖房は冷やしすぎ、暖めすぎ、つけっ放しをさけよう
・電力会社を再生可能エネルギー重視の会社に切り替えよう/グリーン電力を買おう
・太陽光発電などの導入を検討してみよう
などがあります。
難しいかもしれませんが、地球のため、
人類のために少しずつ貢献していきたいものですね。