コロナ禍で3密を避け、周囲を気にせず楽しめる
貸し切り型のプライベートサウナが人気を集めている。
自分流の「ととのい」ができるとあって、完全個室サウナは予約が殺到し、
湖が水風呂という大自然満喫のテントサウナも好評だ。
社会の多様性を反映し、
性自認などから公衆浴場に足を運びづらかった人からの反響も大きい。
11月中旬、済んだ青い湖面に紅葉を映し出す秋田県仙北市の田沢湖畔。
テントでは、大学時代の友人同士という3人が水着姿でまきストーブを囲み、
汗を流していた。
室温は100~120度。体の芯まで温まると、一目散に目の前の湖へ。
水温約15度の水に肩まで浸かって歓声を上げた。
1組2時間制で、昨夏のオープン以来、利用率は8割を超える。
当初は若者や愛好家が中心だったが、
最近はファミリー層にも利用が広がっている。
11月いっぱいで営業を一時中断するが、天候に左右されず営業できるよう、
来夏にもサウナ小屋にリニューアルする予定だ。
東京都新宿区では昨年12月、完全個室のフィンランド式
「ソロサウナtune」
がオープンした。
店の責任者・遠藤香さんは
「1人が好きだったり、体へのコンプレックスなどで公衆浴場が苦手だったり、
ジェンダーの関係で男湯や女湯に入れなかったりする利用客の反響が大きく、
驚いている」
と明かす。
「人の数だけサウナの入り方がある」
と力説し
「日常の中にサウナを提案できたら」
と語った。
私は幼き頃にサウナをよく利用しておりました。
長く入っていられなかったが、たくさん汗を流してからの水風呂は格別でした。
日々の疲れを癒しに、サウナへ行くのもいいかもしれませんね。