今月13日、京王線特急で乗客が刺されるなど列車内の事件が相次いだことを受け、
斎藤鉄夫国土交通相は、車両やホームの安全対策を確認するため
東京メトロの訓練用模擬駅
「センター中央駅」
を視察した。
斎藤氏は東京メトロから安全設備の説明を受けながら、模擬駅のホームの
非常停止ボタンを押したり、列車内の非常通報装置での通話を試したりした。
乗務員がホームドアを開ける方法を確認。
異常時を想定し、定位置からずれて止まった列車から体をよじって
ホームへ降りることも試した。
斎藤氏は
「実際に体験できて勉強になった。今後取りまとめる安全対策に生かしたい」
と説明。
そのうえで
「乗客も列車に乗ったら非常通報装置がある場所を確かめ、
万が一の事態に遭遇したら躊躇なく使ってほしい」
と安全運行への協力を求めた。
10月31日に発生した京王線特急の事件では、
停止位置からずれた状態で緊急停車したため
乗客が窓から逃げ出す場面があった。
今月8日には熊本県内を走行中の九州新幹線で放火未遂事件もあった。
もしこのような場面に遭遇したらどうしますか?
遠い距離なら逃げて通報が良いかもしれません。
しかし、凶器を突き付けられてしまった場合はどうしますか?
対処法はいくつかあると思います。
今の日本はデジタル化が進み変なひとが増えており、
自分の身は自分で守れるよう対策が必要かもしれませんね。
「明日は我が身」
この言葉を忘れず、過ごしていきましょう。