経済産業省が民間企業と組み、
中学・高校のパソコン部などデジタル関連の部活への支援に乗り出す。
デジタル社会を担う人材を育成する場として期待される一方、
学校だけでは十分な指導が難しいケースがあるためだ。
10月にGoogleなどIT企業の関係者らで作る検討会を設け、
来年3月をめどに官民連携による支援策を提言する。
経済省の試算ではパソコン部がある中学・高校は全国で計3千校程度。
プログラミング部やロボット部なども含めたデジタル関連部活の多くは、
こうした分野を専門的に学んだり、
指導したりした経験がない教師が顧問を務めているという。
そのため支援策として、部活側から依頼を受けた企業の担当者らが対面や
オンラインで指導、助言する仕組みなどを検討する。
産業界と部活をマッチングする機能の整備も視野に入れる。
検討会の委員には米Googleの日本法人、
日本マイクロソフトといった企業や教育分野の関係者が名を連ね、
先月5日に初会合を開いた。
生徒が活動成果を発表する機会を設けることについても議論した。
経済省の担当者は
「これから活躍が期待されるデジタル人材の候補を、若いうちから応援したい」
と話している。
デジタル庁や文部科学省などもオブザーバーとして参加した。
私が幼き頃は、パソコン授業なども少なく、
週に一度あるかないかの環境でした。
今は一人に一台手渡され、常に学べる環境にあります。
このような教育環境にある現代には感動しかありません。
二宮金次郎の人生訓に
「大事をなさんと欲せば、小さなる事を、怠らず勤しむ(いそしむ)べし。
小積もりて大となればなり。凡そ小人の常、大なることを欲して、小なる事を怠り…
(中略)夫れ大は小の積んで大となる事を知らぬ故なり。」
とあります。
一つ一つの積み重ねで、希望に満ち溢れた未来を築きあげていって欲しいものですね。