今月2日、各地でコロナウイルス対応の緊急事態宣言と
まん延防止等重点措置が約半年ぶりに解除された観光施設や
テーマパークには入場制限を緩和したり、
展示を再開したところも多い。
行楽地では朝から多くの人が訪れ、にぎわい復活に期待が高まる。
台風一過の秋晴れの下、東京・上野動物園には、朝から開園待ちの行列ができ
た。
一部の展示を1日から再開し、2千人に限っていた1日当たりの入場予約を
9日から6500人に拡大する。
友人と3人で訪れた東京都墨田区の主婦(62)はワクチンを2回接種し、
マスクも着用。
「感染の第6波が来るかもしれない。できる範囲で対策をしながら楽しみた
い」
と語った。
千葉県浦安市のJR舞浜駅は、宣言解除で入場制限が緩和された
東京ディズニーリゾートに向かう家族連れや若者らで込み合った。
友人と来た千葉県の女性会社員(24)は
「超楽しみでした。自粛してきた分、羽を伸ばしたい」
と話した。
また、銀座では、約半年ぶりに歩行者天国が再開した。
台風で荒天の前日から一転、さわやかな青空が広がり、買い物客が行き交っ
た。
飲食店前には入店待ちの人々の姿もあった。
歩行者天国を歩いていた東京都江戸川区の男性会社員(65)は
行きつけのバーに向かう途中で
「外で飲むのは久々なので楽しみ」
と笑顔だった。
中央区の女性会社員(47)は
「宣言が解除されて気分的に違う」
と歓迎していた。
港区の無職、山中せつこさん(70)も銀座を訪れるのは久しぶりといい、
宣言解除を歓迎しつつ
「ブレークスルー感染の話も聞くので、楽観できない」
と語った。
金春通りで調味料などを販売する「銀座三河屋」の川口路子さん(75)は
「街に活気が戻りつつある。久しぶりに店に来てくれたお客さんもいて、
うれしかった。感染が再拡大せず、にぎわいが戻ることを期待している」
と声を弾ませた。
国民一人一人の声が、元気を与えてくれますね。
「病は気から」
この言葉を胸に、何事にも挑戦する日々にしたいですね。