9月30日、公明党の山口那津男代表は東京・新宿区の党本部で開かれた中央幹
事会であいさつし、
コロナウイルス対策に関して、次の感染拡大に備える必要性を指摘。
「ワクチンと治療薬の両面でコロナを克服できる道を作ることが重要だ」
との考えを示した。
また、公明党のコロナウイルス感染症ワクチン・治療薬開発推進プロジェクト
チームと医療制度委員会は
同日、参院議員会館で、政府に各治療薬の安定供給に努めるよう要請した。
山口代表は、ワクチンの接種率が1回目で約7割、
2回目で約6割に迫っていることに触れ
「およその目標に達しつつある。接種を加速して、
11月までには希望する全員に行き渡るように進めていくべきだ」
と強調した。
さらにコロナウイルスの治療薬について、
英国のグラクソ・スミスクライン社の抗体薬
「ソトロビマブ」
が薬事承認されたことに言及し
「抗体カクテル療法と同様に、その安全性を確かめながら、
徐々に外来などに拡大できるよう勧めていければと期待している」
と語った。
経口薬(飲み薬)の開発・供給に向けては、
「国内メーカーが開発にしのぎを削っており、年内に治験を終えて、
承認申請を目指している。しっかりとバックアップして
実用化できるようにしていきたい」
と述べた。
また、緊急事態宣言、まん延防止等重点措置が9月30日に全面解除され、
階的に行動制限が緩和されていくことを踏まえ
今後は感染”第6波”が懸念されていると指摘し、
「これまでの教訓を生かし、病床確保についても次の波に備えていく必要があ
る」
との見解を示した。
「コロナに打ち勝ったぞ」
と、言える日がもうそこまで来ていますね。
経済が動くとき、自分自身も軌道に乗っていけるよう用意周到で。