人権や環境など持続可能な開発目標(SDGs)の達成に取り組む企業は就職活動
で志望度が上がると答えた学生は7割超。
就職情報会社「学情」が実施したインターネット調査で、こんな結果が出た。
SDGsの言葉を知っているとの回答は9割を超え、多くの学生が仕事を通じた社会課題の解決などに,関心を寄せている実態が浮かんだ。
調査は6月25日~7月29日、同社が運営するインターシップの採用サイトを訪れた2023年3月に卒業・修了予定の大学生・大学院生を対象にネットで実施。
計936人から有効回答を得た。
就職活動で、企業がSDGsの達成に取り組んでいると知ると志望度が上がるかどうかを尋ねたところ、
「上がる」が34.9%
「どちらかといえば上がる」が39.0%
で計73.9%となり
「上がらない」「どちらかといえば上がらない」
とした人を合わせた4.8%を大幅に上回った。
このうち「上がる」と答えた学生の自由記述欄では
「社会貢献と利益の追求を両立している企業は就職先として魅力を感じる」
「SDGsに取り組んでいない企業は今後成長を続けるのは難しいと思う」
といった内容が目立った。
SDGsは、ジェンダー平等や気候変動対応など、
国連が掲げる30年までの国際的な行動目標でメディアや大学の授業などでも多く取り上げられている。
SDGsの認知に関し、
「言葉も意味も知っている」が78.4%
「言葉は知っている」が17.5%
で、計95.9%となった。
世界の国々(国連加盟国)の政府が2016年から2030年までに、
世界に住むすべての人々が幸せに暮らせるようになることを目指して定めた17の目標
「SDGs」
若い世代の活躍に期待ですね。