東京都の病院などで、コロナウイルスの軽症・中等症患者向けの新薬・ロナプリーブを用いた
「抗体カクテル療法」
を受けた患者の約8割に症状の回復など効果が出たことが分かった。
9月2日に開かれた都の会議で報告された。
会議の資料によると、9月1日までに都立病院や都保健医療公社が運営する病院で同療法を受けた102人のうち
熱が下がったり酸素投与の必要が無くなったりするなど症状が
「回復・安定」
した患者が82人に上った。
残りの20人は症状のある状態が継続しているものの、重症化や死亡した人はいなかった。
抗体カクテル療法は、海外の臨床試験で入院や死亡のリスクを減らす効果が示されているが、
そうした有効性が国内でも確認された。
都は今後、臨時の医療施設(酸素ステーション)でも同療法を行えるようにしていく方針だ。
公明党は、抗体カクテル療法について、発症から速やかに投与する必要があることを踏まえ、
国会質問や官房長官への緊急要請などで、外来も含めて受けられる体制の強化に政府に提案。
その結果、一部の宿泊療養施設や臨時の医療施設での投与、一定の要件を満たした医療機関の外来通院での投与が可能になった。
未だ予断を許さない状況ですが、カクテル療法の浸透により明るい兆しが見えたようにも感じました。
人類の生存本能は何事にも負けない。
と信じ、
明日に向かって行動していきたいですね。