欧州連合(EU)は、観光など不要不急の渡航者の受け入れを認める国のリストに
日本を加える方針を固め、近く実施される見込みだ。
日本でのコロナウイルス感染が一定程度、抑え込まれたと判断されたためだ。
夏の観光シーズンを控え、日本人客を増やしたい思惑がある。
入国管理は加盟国の権限で、自主隔離や遠征証明書を求めることも含め
日本初の渡航者を実際にどう扱うかは、加盟国がそれぞれ個別に判断する。
EUでは、スペインが5月24日から日本などからの旅行者を規制なしで受け入れると発表。
フランスやイタリアのように一定期間の自主隔離や陰性証明書の提示を条件に、日本初の観光客をすでに認めている国もある。
しかし、日本外務省が欧州に渡航中止勧告を出していることもあり、これまでは観光客の目立った増加は見られない。
EU域外からの不要不急の渡航は、直近14日間の人口10万人当たりの新規感染者が
「25人以下」
の国からに限るなど厳しい基準が定められてきた経緯があり、認められているのは韓国やタイ、オーストラリアなど7カ国のみだ。
日本は、1月にリストから外されていた。
5月19日の加盟国大使級会合は、基準を
「75人以下」
に緩和する方針で合意していた。
日本ではワクチンが普及し始め、当初の予定とは早まり現在では18~64歳の代まで接種予約が可能となりました。
今後は、さらに加速して感染者数が減ることを期待したいです。
自由に飛び回れるあの頃まで、あともう少しですね。