今月12日、日本、米国、ドイツ、スウェーデンの高齢者を対象に実施した内閣府の国際比較調査で
日本の高齢者は約3割が親しい友人がいないと回答し、4カ国の中で割合が最大だったことが分かった。
近所付き合いの希薄さも目立っており、高齢者の孤独防止対策が急務となっている。
昨年12月~今年1月、4カ国の60歳以上に調査した結果
約5千人が回答し、うち日本人は1367人。
家族以外で相談や世話をしたり、されたりする親しい友人がいるかどうかを尋ねたところ
日本は31.3%が
「同性、異性のいずれもいない」
を選んだ。
他は米国14.2%、ドイツ13.5%、スウェーデン9.9%だった。
近所の人との付き合い方でも、日本は
「病気の時に助け合う」が5.0%
「相談したり、されたりする」が20.0%
で、いずれも4カ国の中で最低だった。
コロナウイルスの感染拡大後、メールや電話での連絡が増えた割合では
米国が59.0%で最高となり、日本は26.0%で最低だった。
私の実家近くには、昔から伯祖母のご夫婦が住んでおります。
幼き頃に、とてもお世話になり敬愛しておりました。
しかし、伯祖母の旦那様が10年ほど前に亡くなられて、そこから一人住まいでの生活を送っておりました。
そんなあるとき、母親が伯祖母のもとに訪問すると、伯祖母は母親の名前を忘れていたそうです。
そして、その後の会話も嚙み合わずに終わったという。
後々、伯祖母は認知症であることが判明したそうだ。
孤独であることは、周りとの接触やしがらみがなく気楽に過ごすことができますが
その反面、会話などが少なく脳の衰えにつながりかねないです。
身近にそのような方がいたら、一言二言声をかけてあげることがいいのかもしれませんね。