政府は今月の12日までに、16歳以上が接種対象の米ファイザー製のコロナワクチンについて
12~15歳にも拡大するよう手続きが進んでいると明らかにした。
加藤官房長官は、ファイザー社が国の審査機関
「医薬品医療機器総合機構(PMDA)」
に添付文書の改訂を相談していると説明。
「有効性、安全性が確認されれば改訂されることになる」
と述べた。
国内では感染力が強い変異株が広がっており、子供の感染例も増えている。
厚生労働省の担当相は、12~15歳も発症や重症化のリスクを減らすために接種する利点は大きいとみている。
また、重い健康被害が出た場合に補償する救済制度の対象にするかどうかなどは、専門部会で別途議論する必要があるとしている。
米食品医薬品局(FDA)は、米国で12~15歳を対象に実施した臨床試験(治験)の結果を分析。
16歳以上と同じ量を3週間間隔で投与し、2回接種の7日後、偽薬を接種した約千人では16人が発症したが
ワクチンを接種した約千人に発症者はおらず、極めて高い有効性を示した。
副反応については16~25歳と同程度だったという。
ファイザーは日本国内では12~15歳を対象とした治験を実施していないが
PMDAが国内外で16歳以上に接種してきた実績や米国での治験結果を確認し
十分なデータが集まっていると判断すれば、対象年齢の拡大を認める見通しだ。
先日、ボクシングを観戦していたところ、試合が行われた会場の観客ほとんどがマスクをしていませんでした。
コロナが流行する前に行われた試合かと、目を疑う光景でしたが
一週間前にオーストラリアで行われた試合でした。
ワクチンが浸透すると、ここまで環境が変わるのだと驚嘆しました。
日本でもワクチンの接種が開始されましたが、早期に全国民に行き渡り
縛りのない、いつもの日常に戻ることを願っております。