インターネット上の通信量が年々増加傾向にある。
あらゆる情報がインターネット上を通じてやり取りされるようになり
「トラフィック」
と呼ばれる通信量は、2020年に04年比で約78倍まで急増している。
コロナウイルスの感染拡大に伴う在宅時間増加も膨張の要因だ。
通信障害の危険性もあり、総務省は対策に乗り出している。
総務省が関連事業者などの協力を得て固定ブロードバンドを対象にトラフィックを集計、試算した結果
日本でのインターネットの通信量は、20年に19年比で約1.6倍に増加。
コロナ禍の影響でウェブ会議やオンライン授業、YouTubeなどの動画視聴が広まった。
昨年末の人気アイドルグループ「嵐」のオンラインライブでは、トラフィックが直前の休日比で10%増した。
このほか人気ゲームのアップデートなどで突発的に急増することもあった。
トラフィックが限界を超えると速度が遅くなったり、多くの人がネットにつながらなくなったりして通信障害が起こる恐れもある。
トラフィックが急増している欧州では、抑制のためYouTubeやネットフリックスの動画再生時の画質を一時的に低下させるなどの対策をとった。
昨年12月に、総務省は有識者会議を設置し対策を議論した。
今年3月に取りまとめた報告書案では、トラフィックが増すオンラインイベントの開催情報を通信事業者に事前に知らせ
動画サイト運営事業者とも連携を強化することを盛り込んだ。
コロナウイルスの影響で自粛生活を余儀なくされ、オンライン授業、リモートワーク、オンライン飲み会などという言葉が広く浸透しました。
今や距離に関係なく、オンラインでたくさんの人とつながれます。
ですが、それでも私はやはりどこかで物足りなさと寂しさを感じることがあります。
そこで、どうして寂しいと感じ、直接人に会いたいと思うのでしょうか。
まず、手をつないだり、ハグや顔を寄せたりというようなスキンシップが画面を通してはできません。
幸福ホルモンとも呼ばれるオキシトシンは、肌が触れ合うことで分泌され、心拍数を落ち着かせてリラックスさせる効果があるそうです。
赤ちゃんがお母さんからその肌のぬくもりや声によって安心感を得るというように、私たちはそうしたシグナルを受け取る能力を本能的に備えているそうです。
オキシトシンは肌のふれあいだけでなく、誰かと一緒に食事をしたり、人に対して親切を心がけたりするなどによっても分泌されるそうです。
また、直接会うことでコミュニケーションを行うことができます。
誰かと会ったり、つながったりすることは、常に前向きなことだけではなく時に衝突したり誤解を生んだりすることもあると思います。
ですが、それらもすべて含めて人間らしいコミュニケーションであり、直接会うことで、それを最大限に実感できるのではないかと思います。
自粛なので、オンラインで行うのはとても画期的な方法かもしれません。
ですが、人間は人と会うことで本当の刺激を受けるのだと感じた
今日この頃です。