先月23日、スポーツ庁は2020年の体力・運動能力調査の結果を公表した。
体力テストの結果を点数化した合計点が、中高生から高齢者までの大半の年齢層で前年度よりわずかに減少し
幅広い世代で体力の低下がみられた。
コロナウイルス流行による自粛で、運動機会が減ったことが影響した可能性がある。
昨年6~11月の調査では、6~79歳の男女8431人に実施したところ
コロナで調査できなかった地域があり、対象者は前年度の約15%にとどまった。
握力や上体起こしなどの結果を点数化し、選択項目を含め、6~19歳は8~9項目(80点満点)
20~79歳は6~7項目(60点満点)を調べた。
体力向上が続いていた高齢者は、男女ともすべての年齢層で前年度より低下。
女性の減少幅のほうが大きく、70代前半は38.38店で1.44点減。
70代後半は35.71点で1.06点減となった。中高生は14歳男子を除いて低くなった。
女子は13歳(2.40点減)と14歳(2.20点減)、男子は16歳(2.36点減)と15歳(1.69点減)が大きく減った。
20~64歳の成人で上昇したのは男性が20第前半、50第後半、60第前半で
女性は30代前半と60代前半だけだった。
一方、小学生は男女の11歳(小6)以外で上昇。例年より調査時期が遅いことから
成長による発達が結果に反映された可能性がある。
私は、常日頃トレーニングジムで筋力トレーニングを行っています。
ですが、コロナウイルスの感染拡大により、休業を余儀なくされ通えない日々が続いておりました。
そんなある日、そのトレーニングジムで交流を持つ高齢者の方に話を伺ったところ
「ジムが休みだと必然的に運動しなくなるよね」
と話されていました。
トレーニングジムがいけなくなり運動習慣が途絶えてしまいがちですが、何か知恵を振り絞って個人的に運動を行い
ウイルスに負けない身体づくりをしていきたいものですね。