国公私立の7大学が、結婚や出産で離職せざるを得なかった女性の再就職を支援するため
学び直しコースを設置している。
14年近く運営する日本女子大には近年、不安定な雇用やキャリア形成に悩み、門をたたく人が増加しており
男性中心主義が根強い社会の荒波に立ち向かう女性を後押ししている。
「結婚後ずっと専業主婦をしていて再就職に自信を持てずにいたが、頑張ろうと思えた」
「資格をたくさん取り、正社員になれた」
など、1年間のリカレント教育課程の修了者の感想には充実感があふれている。
表計算ソフトの活用法やビジネス英語といった実践的な授業を280時間以上受け
ほとんどが企業の総合職や事務職に就いている。
2007年の開設以来、約640人が受講しており、初期のころは主婦が最も多かったが
女性活躍推進法が施行された16年以降は非正規社員が半数近くを占めるようになった。
「管理職ポストを男性が独占し、登用されにくい」
との苦悩が寄せられたことから、今年6月には仕事をしながらでも受けられるよう
オンラインでリーダーシップやプレゼンテーション技術を学ぶ短期講座を新設し
諦めずにキャリアを重ね、企業幹部として公平な職場環境を作ってほしいと期待している。
7大学は推進協議会を結成し、講演会を開催するなどしてPR活動に取り組んでいるとのこと。
「才色兼備である女性は美しい。」
それは誰もが思うことであります。
どのような環境になったとしても、年齢を重ねたとしても
才知と美貌を磨き、女性として生涯輝き続けてほしいものですね。