先月15日に、文部科学省は学校現場への負担が大きいと指摘されている
教員免許更新制を抜本的に見直すため、制度の問題点を教員に尋ねるという初の実態調査を
行ったことが分かった。
萩生田文部省は、免許更新制を含めた教員の養成・研修の改革を中教審に諮問。
夏までに文部省が調査結果を取りまとめ、議論のたたき台とする方針だ。
免許更新制は
「指導力不足の教員がいる」
との批判の高まりを背景に政治主導で議論が進み
「教員の資質向上」
を目的として2009年4月に導入されていた制度だ。
更新講習は10年ごとに義務づけられており、国内外の教育政策や、いじめや不登校への対応
英語教育などについて主に大学での30時間以上の講義を受ける必要がある。
受講料や交通費は教員の自己負担で、夏休み期間に講座が開かれることが多く
他の研修と内容が重複するとの指摘もあるという。
実態調査の質問項目は、希望通りの講習を受講できているかや
内容が費用や時間に見合っているかなどを想定する。
制度みなしの方向性について、文部省内では教育委員会が実施する10年経験者研修などと統合して
受講回数や頻度を軽減する案がある。
ただ、情報通信技術(ICT)を取り入れた授業方法を学ぶ必要性が増していることなどから
「単純な講習廃止や緩和ではなく、新たな資質向上策とセットで制度改革を検討せざるを得ない」
との見方が多いとしている。
昨今、鹿児島県志布志市の学童保育施設で施設の支援員が、泣き続ける小学1年の女子児童に
「大きい声で言え」
などと、厳しい言葉を次々に浴びせるという動画が、拡散されたことを知りました。
この日初めて施設を利用した女子児童が自己紹介を求められた際、うまく言葉が出ずに泣き続けたところ、支援員が
「大きい声で言え」
「秒数が進んでいく、10、9、8……」
「名前は?」
「言うの言わないの、どっち」
といった言葉を次々に浴びせている様子だという。
私は、この動画を見ましたが、胸を締め付けられる思いがしました。
こんなの教育ではないし、虐待でしかない。
そのような教育者が出ないように、教育とは何なのか?といった問答をすべきです。
日本の未来のために、正しい教育を!