コロナ禍の影響で雇用不安が広がっていることもあって、毎月給料以外でいくら稼げれば働かずして生きていくことができるか、もしくはセミリタイヤすることができるか?といったことが注目されていますが、答えは簡単で、今の毎月の自分の生活費に相当する額を、給料以外で稼げるようになれば可能です。
独りの場合は、平均で毎月25万円稼げればよい
まず普通に生活し続けていく上でいくらくらい掛かるものなのか、マイナビニュースの「もう働かない! 「不労所得」で生活するにはいくら必要?」によると、現役世代で独り暮らしの場合、毎月の支出は税金や各種保険料等含めると約25万円弱になり、年間約300万円とあります。
つまりもう働きたくないと思ったら、毎月平均でこれだけ稼げばよいだけですが、先程の記事にもあるとおり、これを例えば株式から上がる配当だけで稼ごうとすると、とても大きな元手が必要になってしまいます。高配当の銘柄の中でも少々堅く年利換算で3%くらいのものを選んで組む場合は、約1億円無いと毎年300万円稼げません。
元手1億円も用意できる人はそう多くいないので、何だ無理か…と思ってしまうかもしれませんが、そんなことはありません。「投資」と聞くとどうも株式ばかりに目が行ってしまいがちのようなのですが、例えば不動産など他のものにも目を向ければ十分にチャンスはあります。
不動産は実は安く買えるものもたくさんあり、やり方次第ではどんなに古いものでも稼働させることができます(もちろん古ければ古いほど苦労はありますが)。しかも利回りが高いので、お金を少しづつ貯めて何年か毎にひとつずつ買い進めていき、合計すると2,000万円分くらい持つことで、人ひとり分の生活費くらいなら稼ぐことが可能です。
先程の記事中にもあるとおりブログやWebメディアなどでも同じようなことが可能ではありますが、定期的に更新(ページを追加)し続けていかないといけないので、youtubeなどの動画やフルタイムの勤め仕事ほどではないものの、それなりに手が掛かります。
ただ、稼いでくれるページ/記事は大体決まっていて、それが繰り返し広告料を生んでくれているので、いちど作った資産が自動で稼いでくれているし、 ジャンルによっては更新頻度が低くても稼げるものもあるので、 そいう意味では一応部分的には「不労」といえば不労です。
完全に自動で稼げるものは無いけれど
不動産の場合は定期的に視察や管理会社さんへの挨拶、株式の場合も定期的に業績や業界の動きをチェックしたり別の有望そうな銘柄を探したり、Webメディアについてはジャンルによって定期的に更新・追加の作業があるので、完全に自動で稼げるものなどありませんが、どれも労働と比べると短い時間で効率的にお金を稼ぐことが可能です。
コロナ禍の影響で最近は東京と熱海間しか移動ができないしあまり動きがないので不動産や株式やサイトについて書けていませんが、やれば実際稼げるからこうしてこんな状況下でもこうして熱海でゆったりできるのです。色々やらなければならないのは朝だけで、昼間は好きなことができます。
ゼロからのスタートの場合、毎月数万円を必ず先取りで投資の種銭つくり用に貯金をし、順序としてはまず不動産の数を増やします。数を積み上げることで最初に収入自体を増やし、そのあとで株式への投資に切り替えるようにすれば、全体の収入を増やしつつ、流動性も確保できます。どちらも普段はそれほど手が掛からないので、空いた時間を使いWebメディアをやれば、広告収入も稼げます。
この投資の順序を間違えてしまうと資産を増やすスピードが遅くなってしまいますが、正しい順序でやり収入源が3分野になれば、経済基盤は堅くなります。
投資にリスクがあるのはまぎれもない事実ですが、労働にも同じくらい大きなリスクがあることを忘れてはなりません。使いつぶされれば身体を壊すし病気にもなります。クビになれば完全に無収入です。
少しずつ自分のものを増やし、給料への依存度を下げていきましょう。