観光庁は、最新デジタル技術を組み合わせたサービスを進めている。
手ぶらで散策に出かけても、生体認証で飲食の支払いができるといった仕組みを想定したものだ。
コロナの感染収束を見据え、利便性向上で内外の旅行客を呼び込み消費拡大につなげるという。
企業や研究機関などで構成するグループを複数選び、4月以降に調査事業を行う方針だ。
マスクを着けたまま利用可能な顔認証サービスや誤差数センチともいわれる
「高精度位置認識技術」や「拡張現実技術(AR)」
などの技術を活用していく。
観光庁の担当者は、
「民間のアイデアや知恵を借りて、新しい観光モデルを実現したい」
と話している。
マリンスポーツやハイキングでは手荷物を預けても、
支払いをするために、スマホや財布を持ち歩く人は数多くいます。
顔認証とキャッシュレス決済の技術を組み合わせれば、手ぶらでも印象や買い物が可能になるのでとても便利だ。
美術館や博物館は、一定のエリアごとに流れる音声ガイドを聞きながら鑑賞するのが一般的だが、
観光庁は、来場者が館内を小型の乗り物で移動しながら
位置情報やAR技術で展示物に関連した映像や音声の情報を受け取るといったスタイルをイメージしている。
観光産業がさらに活性化すれば、観光産業そのものが潤うだけではなく、
観光地になっている地域の経済の活性化も期待できますね。
週末や連休に、気軽に羽をはばたかせる日が来てほしいものです。