腰痛に悩む社員が数多くいる高知県の食品加工会社
「あさの」
が導入した、重量物の運搬作業を補助する
「パワーアシストスーツ」
が社員に好評だ。
あさのはショウガやニラなどの生産、加工を手掛けており複数の工場のほか
自社農園も所有する会社だ。
社員は約260人在籍しており、その中で冷凍庫の仕分け作業を行っている社員は
マイナス18度の環境で10キロ近い上げ下げする作業で痛めてしまい腰痛者が続出しているという。
体調不良を理由に退職するひとを防ごうと、東京理科大発のベンチャー企業のイノフィスが開発した
「マッスルスーツEvery」
を約14万円で購入した。
ゴムチューブの伸縮を利用して腰や脚の曲げ伸ばしを助ける仕組みだ。
あさのがロボット導入に前向きな背景には若手社員の退職の多さがある。
作業する人のほぼ全員が腰痛持ちで
「体力が続かない」
という退職理由が全体の約3割を占めるという。
現在は1台のみの導入だが、こうした離職を防ぐため追加導入も検討している。
浅野平二郎社長(41)は
「健康を守るだけでなく、社員に長く働いてもらうためにも
こうした取り組みを続けていきたい」
と話している。
私は、慢性腰痛で常に腰痛と向き合っています。
一時期はぎっくり腰が頻繁に起きていて、仕事ができなくなり苦しんでおりました。
整形外科や薬を服用をしていたが、治ることはありませんでした。
しかし、腰痛のメカニズムや克服法などを学び
今はぎっくり腰が全くなく、快適な日々を送っています。
体を酷使する職業には、本人のケアだけでなく会社のケアがとても重要にになってきますね。