夏に入ってかなり規制は緩くなりましたが、それでもある程度は人の動きと流れを抑えないと事態は収束しないので(外出は夜十時くらいまで推奨とかだったでしょうか)、経済の停滞も長く続きそうな雰囲気です。命を守ることが優先であるべきなので、そうすることが正しいとは思うのですが、どうしても仕事がなくなってしまう人は発生してしまうため、各国とも既にかなりの数の失業者であふれかえっているようです。
こういう事態が発生しても必要とされ続けるものを持っていてお金を稼げるようにしておき、実際にそれらからお金が入ってきているのを記帳して確認すると、経済的にはあまり大きな不安を感じなくて済みます。
非常時でもクビにならない職業はあるけれど
雇われて働くだけで生きていくのは大変です。
多くの業種は景気と連動しているので、今回のコロナ禍のような事態が起きると、それらの事業に関係した職に就いている人たちは仕事を失って、収入が途絶えてしまいます。
ですが、こういう状況下でも、雇用が堅い職業があります。
その「堅い」のが良いか悪いかは別としてですが、
生活やインフラの維持に必要なモノの生産やサービスの提供に携わっている人たちはいつでも必要とされていて、これらの供給を絶やさないためにこういう事態の時は特に流通関係などでは、いつも以上に働かされたりもします。
堅いという意味では自治体の職員として働く公務員の人たちも同じで、こういう非常時にはpublic servantという名の通り、生活基盤の維持のために駆り出されます。長く緊張を強いられるので、実はストレスも大きそうです。
働いてお金をもらうという形である限り、楽なものはありません。ほとんどの場合、待遇の良さは仕事のキツさや責任と引き換えです。
ビジネスも大変
こういう状況下では実店舗を持っているビジネスオーナーの人たちも大変です。仕入れの支払いや事業用の借入返済を少し待ってもらえたとしても、物理的接触がダメとされていて収入が得られないこうした状況下では長くはもちません。
もちろん景気の動向に左右されない事業をやっていて生き残っている人たちもいますが、その代わりいつでも需要が大体一定で大きくは儲けることできないので、あまり多くはいません。
人を雇ってある程度の規模で商売をする場合は、たいてい資金を借り入れないと始められないので、借金もかなりの額を背負うことになります。こういうときにでも一定の需要がある治療院などもそうです。
こうしてみると、雇われて勤めるのも、自分でビジネスをやるにしてもキツいのは同じです。自分が積極的に動き回らないと稼げないところも似ています。
責任が重いという点も同じです。雇われて働く場合は任された業務範囲について、じぶんでやる人は全て自分の裁量で決められる代わりに全ての責任を背負います。
景気の動向の影響を受けやすいところも、「働く」と「起業」は同じです。
投資は労働や事業と少し異なる
それと比べると、投資はまだ楽です。
持ち主としての責任はありますが、働き手が仕事で背負わされるそれと比べると軽いし、事業をやる人と比べても直接かかわっている部分が少ないぶん軽くて済みます。
経済がどういう状態であっても人はどこかに住まないといけないし、生きていくために電気や通信や医療などは必要です。こうした賃貸用の不動産やいつでも必要とされる事業をやっている企業の株式やサービスなどを紹介するサイトなどを持っておくと、家賃や配当や広告料をかせぎ続けることができます。
生き方としては地味ですが、投資をしていると経済的な安定が得られます。