デジタル通貨

安全な暗号資産ハードウェアウォレット「LedgerNanoS」とは?

安全で便利な 「LedgerNanoS」をご存知ですか。これは、仮想通貨のハードウェアウォレットで、仮想通貨の取引に利用できます。専用の端末に暗号化されたキーを保管できるため、セキュリティ面の対策もできるでしょう。これから、 ハードウェアウォレットの仕組みやLedgerNanoSの特徴・使い方についてご説明しますので、参考にしてみてください。

(株式会社Earth Shop:Ledger日本正規代理販売店のホームページより)

LedgerNanoSとは、どのようなもの?

「LedgerNanoS」とは仮想通貨のハードウェアウォレットです。USB接続型で、小型の機器に秘密キーを保管します。ハードウェアウォレットには仮想通貨が入っているわけではありません。暗号化された秘密キーが入っていて、PINコードを入れない限り、アクセスできない仕組みになっています。例えば、ビットコインはビットコイン用送金用アドレスとハードウェア本体秘密キーがないと認識されません。ウォレットIDである公開キー、ハードウェアウォレットに保管された秘密キーがないといけないのです。USB状の機器に保管できるため、物理的にネットワーク環境から切り離せるのがメリットでしょう。

「LedgerNanoS」の本体をUSB端子へ接続すると、ウェブのブラウザから仮想通貨の取引ができます。本体に秘密キーが保管されていますが、その内容が外部に漏れることもありません。万が一、パソコンで入力する情報がウイルスなどで読み取られてしまっても、承認作業ができないため、送金されることはないでしょう。よって、セキュリティ面の対策ができる安全なデバイスなのです。

承認者と要求者を別々に設定することもでき、ビジネスでも使えます。「LedgerNano」の場合は、専用のセキュリティーカードに記載された暗号を用いて承認しますが、「LedgerNanoS」の場合はセキュリティーカードが必要ありません。端末のボタンで承認作業を行うため、簡単で便利です。

対応通過の多さが特徴で、ビットコインやビットコインキャッシュ・イーサリアムなど、多くの仮想通貨に対応しています。ビットコインゴールドやネオなども対応し、全部で25種類の保管が可能です。基本的には、アプリで保管する仮想通貨を選択して、インストールをすると使えます。一度に入れられる仮想通貨アプリの数に制限がありますが、15種類以上は入れられるでしょう。

「LedgerNanoS」を使用するメリットは、取引所を使用しなくてもいいことです。本体の初期費用はかかりますが、取引所の手数料や制限がなく、自由に仮想通貨の取引ができます。

(株式会社Earth Shop:Ledger日本正規代理販売店のホームページより)

仮想通貨の種類によって、管理できるウォレットアプリは異なります。「LedgerLive」で管理できるのは、ビットコインやビットコインキャッシュ・イーサリアムなどで、多くの種類を管理することが可能です。しかし、「LedgerLive」で送受可能なアプリと外部ウォレットを連携させないといけないものもあります。例えば、イーサリアムトークンは、「MyEtherWallet」を「LedgerLive」と同期してから保管するのです。アークやユービック・ネオは「EachWallet」が対応しています。また、仮想通貨ごとにタグを付けるなどのルールが決まっているため、それぞれの指示に従うといいでしょう。

(株式会社Earth Shop:Ledger日本正規代理販売店のホームページより)

LedgerNanoSの使用方法とは?

「LedgerNanoS」を使用する時は、本体とパソコンアプリを使用します。基本的な操作は両方を使うため、パソコンの画面が見える状態で、本体を接続するといいでしょう。本体に表示される文字は英語で、日本語にはなりません。「LedgerNanoS」を正規販売店で購入した場合、オーナー登録が必要です。購入時の情報やシリアル番号を入力すると、セキュリティアップデートのお知らせが届くようになるでしょう。「LedgerNanoS」本体の蓋をスライドして開けると液晶画面、横には操作するためのボタンが2つあります。アプリを開く時や決定をする時は、ボタンを2つ同時に押すことが必要です。

最初に初期設定として「PINコードの確認」「リカバリフレーズの記録」を行います。PINコードは6桁の数字です。数字ボタンはないため、ボタンを押して数字を選択していきます。右側のボタンを押すと数字が大きくなり、左側は小さくなるボタンです。リカバリーフレーズは英単語から順番に表示されるので、24単語を記録します。リカバリーフレーズは、ウォレットを復元する時に必要なので、記録しておきましょう。これで、デバイス本体の設定が完了します。

入出金をする時には、専用のアプリをインストールします。専用アプリの設定も終えてから「LedgerNanoS」を接続すると、入金や出金ができる画面がアプリ上に表示されます。受信や送信ボタンで入金や出金の手続きをしてから、「LedgerNanoS」のボタンで決定をする流れです。終了する時は、右ボタンを押して「Quit app」を表示させます。それを選択すれば終了するため、パソコン上で「USBを安全に取り外す」などの処理をする必要はありません。

安全性が高いハードウェアウォレット「LedgerNanoS」を利用してみよう

「LedgerNanoS」はUSB型のハードウェアウォレットで、デバイス本体に秘密キーを保管することができます。承認作業は本体のボタンで行うため、不正操作をされる可能性が低いです。よって、セキュリティ面で安全と言えるでしょう。仮想通貨取引所を利用しなくてもよく便利なこともメリットです。これを参考に「LedgerNanoS」の特徴や使い方を理解し、使用してみてください。

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