新型コロナウイルス感染症の拡大にともない、不安やストレスを感じている人が多くいるかと思います。
日常的にリラックスできる方法は何か?と考えたときに、お風呂は心身ともにリラックスできる快適な時間になりますよね。
皆さんは、お風呂に入る際シャワー派ですか?それとも入浴派ですか?
日本人は、忙しい毎日を送っていてシャワー派の方が多いかと思います。
そんな中、毎日お風呂で湯船に漬かる習慣がある人は、脳卒中や心筋梗塞などの脳心疾患のリスクが3割近く軽減されるとする研究結果が、大阪大から発表されました。
大阪大大学院の磯博康教授らの研究チームは1990年から2009年にかけ、秋田、岩手、東京、長野の4都道府県に住む40〜59歳の男女3万76人を追跡調査しました。
シャワーだけでなく湯船に漬かる入浴の頻度を尋ね「週に2回以下」「習慣3、4回」「ほぼ毎日」の3グループに分け、脳心疾患を発症する頻度との関連を調べた。
食生活や喫煙、飲酒、運動などの要因を統計的に取り除いて解析した結果、湯船にほぼ毎日漬かるグループは、週2以下のグループに比べ、心筋梗塞や脳卒中、脳内出血などのリスクが28%低かったと分かった。
湯船に肩まで漬かる日本式の入浴は、温熱効果だけではなく、水圧によって心臓から送り出される血液の量が増え、脳心疾患のリスクを下げるとか言われていますが、長期間の疫学調査で明らかになったのは初めてという。
新型コロナウイルスは、合併症の引き金になる恐れがあるので
日頃の心と身体の管理を、きちんとしていきたいものですね。