コロナ禍がいつ収束するかは分かりませんが、こういう状況下でも不動産や株式やサイトは取引されているので、いいものがあれば買い付けようと思っています。
買い付けるにしてもどういったものを持てばいいのか、ネット上でいくつか見かけたアドバイスの内容について検証してみたいと思います。
売り出しているアパートを見てみる
不動産については、コロナ禍収束を待たなくても、換金売りしたくて困っている人はいつでも出てくるので、今年か来年までにはまたどこかに一棟買うつもりでいます。
賃貸市場については、税理士ドットコムの「コロナショックで「タワマン冬の時代」に突入するのか 大規模修繕のラッシュも到来」によると、地方のアパートへの投資について(おそらく新築に関してのことかも知れないのですが)、「そもそも地方では、持ち家があって一人前という考え方が強く、賃貸需要が少ないため、地方のアパート経営がうまくいくのか疑問です。」とあります。
記事中で本題として触れられているタワーマンションが今後全般的にどうなりそうかの予測(資産価値の大きな下落、修繕費積み立ての不足による劣化放置、管理費等の滞納者の大量発生)については同感ですが、地方のアパート経営を否定してしまっているところは、現にいま全てのアパートについて満室経営してる身としては、どうかなと思ったりもします。この辺は実際に自分で持ってやってみないと中々分からないところが色々とあります。
地方のアパートは満室で経営すると、webサイトへの投資よりは利回りが落ちるものの(サイトはリスクがあるゆえに高くてちょっと異常なだけ)、それでも利回りは表面で20%・実質利回りも15%を超えるので、その他のどの投資対象よりも定期的な収入を多く得られます。
もし、「子どもの立場になっても、親が相続税対策として建てた不動産をもらうよりも、相続税を払っても現金をもらったほうがいいですよね」の言葉どおりに売却しようにも、経営の後継者がいない物件を狙っている投資家に安く買いたたかれるだけなので、換金したものを分け合っても、それぞれに行きわたるのは大した金額にはなりません。しかも、現金は一度使ったらそれっきり。消えて無くなりますが、それに対してアパートは何度でもお金を稼いでくれます。
サブリースはやめるべき、というのはその通りです。管理会社さんの協力を得ながら自分で経営しないと、どうやって収益を上げるか・満室にして安定的に稼げるかを学べません。
割安な銘柄をもう少し後に買う
株式については、将来が不安だという人に投資を勧めるとか正気ではないといった意見をよく目にしますが、ITやリーマン後もそうだったように、本当の底値は誰にも見抜くことはできないものの、それでも値動きで大きく儲けた人たちは、長く下げ続けた後に買い付けて景気回復後に売っているので、大きく下げた=実需の堅いものであれば割安といい方向に考えてよいのかもしれません。ただそれにしても、今はまだ少し早いかなと思っています。
LIMOの「コロナショックで将来のお金が不安…不況に備えて今やれることは?
」によると、コロナ禍のような危機が起こると、今まで高値圏にあって手が出せなかったものが買えるようになるとあり、その一例としてトヨタ自動車が7,000円付近にあったものが6,000円台に下がったため買い時と触れていますが、あくまで一例として挙げられたのかもしれませんが、それにしてもリーマン後の4~5年間は2,000円台後半~4,000円で推移していたので、本格的に景気が後退したらここまで下がるので、今はまだ高すぎるように見えます。
自動車株がダメと言っているわけではありません。世界経済マイナス3%成長とかいう予測も出ていたりするので、もう少し落ちるのを待ってからが良さそうなので、底をつけた後には「企業は基本的には前向きかつ株価を押し上げようと努力するので、数年単位の長期目線で見るとリターンを得られる可能性も少なくないでしょう」という見方と、できればファンドではなく自分で個別株の銘柄を選び投資をという考えについては同感です。
安値の時に買ったほうが良いので、あまり景気の動向に左右されない実需の堅いものを、ドルコスト平均法の積み立て投資はせずに、落ちて安くなったタイミングを見計らって買うほうがいいと見ています。
良さそうなサイトを探す
サイトについては、サイト楽市(http://www.site-rakuichi.com/)やサイトM&A(https://sitecatcher.net/)などで、また何か良さそうな(月に数ページくらいの使い・更新で済みそうな)ものが売り出されていないかを見ていますが、今のところはまだこれといったものにめぐり合えていません。
こういったマーケットは素人向けにはあまりお勧めしないといった意見もありましたが、以前GMOがサイトM&Aという取引サイトをやっていましたが、今はそれが閉じてしまったため、今はこうしたマーケットに頼るしかない状況にあります。
出品されているサイトは、安ければ5万円か10万円程度のものが多く、既に収益化されていて月数万円稼げるものであれば30~40万円位からあります。何度か取引をしたことがありますが、ものによっては思ったよりページのボリュームが少ないものもあるため、価格も交渉したりしますが、売主さんたちも大体真摯に対応してくれます。
金融系はコロナ禍のためいまは難しく、トレンド系も更新が掛かりそうなため、引き続き他のジャンルで探し続ける予定です。
動けない時間を選定や分析に有効に使う
安全圏にはいてもできればさらに収入源を増やしておきたいところですが、いいものはこれからもまだ出てきそうですから、動いてはいけない間はこうしてゆっくりと吟味しながらでもいいのかもしれません。
この時期にさらに資金を作りたいという人は、uberとかどうでしょう。
在宅勤務を指示されているのであれば、通勤時間が無くなり、一日に何時間かはこういったことに充てられるかもしれません。一日に10件もこなせば8,000円近く稼げるようですが、uberは一日当たりの配達件数が多いとボーナスも支給されるとか。
外に出れない今のうちに、方向性や投資対象をある程度決めておき、しっかりと下調べと準備をしておきたいですね。