年功給は消えつつありますが、転職などで運良く稼ぎを増やせたら、それは将来への投資に振り分けましょう。
「定年」や追い出しの年齢が早まっているので
市場価値自体は同じでも、働くことでもらえるお金はまたすぐ来月入るからと思い多く使ってしまいがちです。例えばsuits-woman.jpの資金のため方アドバイス(「今お金がなくたって大丈夫!お金持ちが持つ「資産を作る技術」を身につけるには?」(https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200211-00010001-suitsw-life)」等を見ると、働いて得るお金は稼いでも稼いでも出るばかりでなかなか貯められないのは男性でも女性でも同じような傾向があり皆困っているのがわかります。
リアルな客商売や売買ほどではありませんが、投資をしてお金を稼げるようになると、定期的に得られるお金のありがたみを実感できます。そうすると、職場からもらう給料もな るべく無駄遣いをしないように意識し始めます。
四十代以上の社員の大量解雇や役職定年なども当たり前になってきました。転職や昇給などで得られた収入も、いつまでもらえ続けるかは分かりません。なので、収入が増えたからといって、それを当てに毎月の支出を増やすのはあまり得策ではありません。
世の中には、それだけ頑張って今の稼ぎを手にしたあなたにはこれがふさわしい的に大きな買い物やしなくても困らない贅沢をさせる宣伝が溢れていますが、煽られてその通りにお金を使って しまったら、最後は何も残りません。
なるべく消費よりも投資に回す
前置きが長くなりましたが、 要は増えた収入を消費に回さずに投資に回せば、いつもここで提唱している「中古の不動産数件と数百万円分の個別株を持って、毎月十数万円分の収入源を持とう」が13~15年ではなく半分の期間で達成できるよというお話です。
試算してみると、
例えば、最近転職をして毎月数万円分の収入アップを図れたとします。増えた上がりを全く使わないというのは難しいでしょうから、少しは使い、増えた額からさらに毎月三万円分だけをいつもここで提唱する元々の毎月三万円の積み立てにプラスします。
頑張ってこの投資の種をため続けることにより、まずは三年強で最初の中古の不動産を購入することができるので、その物件に最小限のリフォームをして賃貸に出し、入居者がついた ら毎月数万円が入り始めます。
その先も、毎月六万円の貯金を継続し、買った不動産から上がってくる家賃にも手をつけず、次の不動産を買うために同じように溜め続けます。すると今度は一年八ヶ月程度で次の不動産を買うことができるので、また同じように賃貸に出します。
入居者付けの期間も含めるとここまで約5年。この先もさらに毎月の貯金を継続し、2つの不動産からの上がりも再投資すると、一年数ヶ月で3件目の不動産を買って同じように 賃貸に出すことができます。ここまで計6年半くらいとなります。
次は、少しくらいは流動性を確保するために、代わりに個別株を買うために資金を貯めなおすとします。銘柄によっては一株十数万円程度で買えるので、まとめ買いする必要はありませんが、簡単にするためにこれまでと同じように纏まった額を入れるとすると、今度は約一年で戸建て一戸分の資金投入が可能になります。
ここまで合計7年半くらいですが、毎月3万円積み立てて投資をする場合の約半分の時間で、同じように毎月十数万円の副収入を稼ぐところまでいくことができます。
3年であれば何とかガマンできるかと思い、毎月6万円の積み立てを提案してみましたが、それでも3年も待てない!と思ったら、積み立てる段階で個別株を買って企業やそれらの銘柄の業界自体について学んだり、空き時間を使ってサイト構築などで時間をつぶすのといいかもしれません。
「いい経験」はいつまでもいい思い出として残ってくれますが、困ったときにお金を生んで助けてはくれません(体験がさらなる稼ぎに繋がれるのであれば別ですが)。もちろん 何の贅沢もするなとかいうつもりはなく、たまにちょっとしたご褒美的なことくらいはしてもよいと思いますが、いつまでもいい給料がもらえるものと思って給料が上がる度に生活水準をあげて支出を増やすのは危険です。
毎月十万円とか無理する必要はありません。でも、給与が高くなればなるほど激務で責任も重くなりクビや健康リスクも高まるので、運良く収入アップを図れたら、すぐにでも将 来へも備えに回すのがおすすめです。
今回は3年であれば何とかガマンできるかと思い、毎月6万円の積み立てを提案してみましたが、それでも3年も待てない!と思ったら、積み立てる段階で個別株を買って企業やそれらの銘柄の業界自体について学んだり半年ごとに配当をもらったり(*当初の目標額の3年分が溜まったら、必ず、株式よりも利回りがいい不動産に買い替えましょう。)、空き時間を使ってサイト構築などに時間を費やしてデジタルな資産を持つのもいいかもしれません。