とりあえず1,000万円。ある程度まとまった額ということでよく貯金の目標額とされていたり、それなりの規模での投資の資金としてまずは貯めるべき金額ともされていたりします。
本当はこれよりももっと少なくても投資を始めるといったことも可能なので、そこまで貯まるのを待つ必要があるのか?とも思うのですが、大きな現金の塊を持たないと安心できないという人も居るようです。
Kufuraの「貯金1,000万円以上の人に聞いた!「これだけは絶対にしない」お金にまつわる大切なこと」(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200215-00010002-kufura-life)によると、とにかく外でお金を使わない・あまりお金を持ち歩かないのが、お金を貯める近道とあります。中には色々あきらめてでも貯めこむ人もいるようですが、ケズり過ぎるそれもまた非効率で人生がつまらないものになってしまうので、無駄はしっかり削りつつ収入自体を増やすことにより多くの力を注ぐ方が良さそうです。
どう貯めるか
冒頭で触れた記事中に挙げてられていた貯蓄のための賢い工夫を順に見てみると、まずは、コンビニやカフェで飲み物を買わず、水筒などで飲み物を持ち歩くべしとあります。
これは確かに有効で、(一日数杯スタバ等で飲む+コンビニでおやつなどを買い食いする)×稼働日、とすると結構な金額になり、月額にするとここでいつも提唱している投資用に毎月3万円貯金しようの3分の1~半分程度をそれだけでまかなえます。
次に有効とされるのが外食を削ることですが、自分でやれていないので偉そうなことは言えませんが、職場にお弁当を持って行ったり自炊をすれば食費を抑えることができます。
また、これもわりと当たり前ではあるものの、「無駄遣いや衝動買いをしないこと」も挙げられていますが、これは買う前に一度、本当にそれが自分にとって必要なものなのか、長期的に何か利益をもたらしてくれるものなのかを自分に問い、ちょっとガマンすればそのうち代わりにお金を生んでくれる資産を買えるからと思えば、ついつい買いたくなる思いを抑えられるかと思います。
一度そういう衝動を抑えられるようになると「なくても別によかった」と自信が付いて、わりと次も同じような場面で買いたくなる気持ちを抑えることができます。
他には現金ではなくなるべくクレジットカードを使うことも提唱されていますが、これによってお金を貯められるかはちょっとだけ疑問に思うところもあります。確かにポイントが付与されたりで現金払いより得かもしれませんが、便利であるがゆえについつい使い過ぎる人もいます。
基本的に最初からそんなに大きなお金を持ち歩かない、というのも悪くは無さそうです。手持ちが少なければ無駄に使えるお金はないと目視で分かるので、無駄遣いも防げます。
調査に応じた人たちからは他には例えば、ローンを組まない、投資をせずにただ貯めておくといったものも挙げられていましたが、中にはケータイやスマホを持たないあるいは、結婚しない、といったものもあります。
通信費については、情報入手の手段を持たないと不利になりそうとか思ったりしますが、勤め先のネットのアクセス等で代用するのでしょうか。
結婚については個人の自由なのであまりどうこう言えませんが、独身でいれば確かにお金はセーブできます。他人と居るのが嫌だと明確な思いがあるのであればそれも全然アリだと思いますが、お金のためだけに進んで諦めるのであれば何だか人生が寂しいものにもなりそうです。
ケズり過ぎに注意
貯金のプロセスで気を付けたいのは、倹約をして貯金がある程度の金額に達すると、お金が貯まるのが楽しみになり・減らしたくないとか思ってしまうので、少々ケチくさくなりすぎて、本来使わなければいけないことにもお金を使わないようになって後で何かが起こりて痛い出費が発生することもあります。
記事中で挙げられていた節約案はすぐ出来て現実的なものがほとんどなので、出来る範囲でマネるとお金が貯められますが、あまり切り詰めようとし過ぎると手間が掛かり過ぎるわりには得るものが少なく非効率になるので、ある程度削ったら、そのあとは収入自体もしくは収入源の数を増やしていきましょう。