ソフトバンクは、高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムを使ったスマートフォン向けの新サービスを今月の27日に始めると発表した。
5G対応スマホを購入し、既に契約している料金プランに「5G基本料」として月額1000円(税別)を追加で支払うことで使えます。
国内携帯会社の中では、5Gの具体的なサービス内容を明らかにしたのは初めてです。
臨場感のある高精細な動画が視聴できるサービスも本格化していて
8月31日までに申し込むと、5G基本料は2年間無料となるといったところも見所です。
5Gにつながるエリアは、3月31日時点で、千葉や東京、石川、愛知、大阪、広島、福岡の7都府県の一部となる。
順次基地局を増やし、2023年3月までに、1万局の設置を完了する見込みだ。
また、auなどではは3月26日より5Gサービスを開始します。
当初は東名阪を中心とした15都道府県の一部エリアからスタート。20年夏以降に全国主要都市に展開します。
1年後の21年3月末には1万局規模、22年3月までに2万局超を展開し、5Gが開始しないエリアは人口カバー率99.9%に達した4G LTEでカバーする方針です。
ソフトバンクの榛葉淳副社長は
インターネット上で開いた発表会で
「あらゆるものがつながる新時代の幕開けだ」と話した。
5G対応スマホとして、シャープや中国の中興通訊などの4種類を採用するとのこと。
5Gシステムで、音楽ライブやスポーツの試合などを視聴できる動画配信サービスを始め
大容量通信により、客席にいるような臨場感ある仮想現実(VR)映像をさまざな視点から楽しめるそうだ。
5Gは現行の第4世代(4G) に比べ、通信速度が約100倍に高まります。
多くの通信機器を同時にネットにつなぐことも可能で、自動運転や遠隔医療などでの活躍も見込まれているとこのこと。
日本の経済は、5Gの力でどれだけ成長できるか楽しみですね。