新型コロナウイルスが大流行し、世界では頭を悩ませている人々が数多くいます。
そんななか、今月の23日に新型コロナウイルスに感染しているかどうかを調べるウイルス検査について、厚生労働省が公的医療保険の適用対象とすることがわかりました。
設備を備えた全国の医療機関に検査に必要な試薬をおくり、態勢が整った段階で速やかに手続きを取る方針です。
その検査は、「リアルタイムPCR方」と呼ばれるものです。
患者から採取した、喉の粘液などの検体に試薬を加え、専用の装置でウイルスに特有の遺伝子配列を増幅して検出し、
結果が出るまでには、6時間ぐらいかかるとうい検査法です。
また、この検査法は1日最大で約3800件の検査しかできないという課題がありますが、
感染の疑いがある人にとっては朗報ですね。
コロナ対策について…
まずは、外出して帰宅した際には、石けんやアルコール消毒液などによる手洗いやうがいを行ってください。
咳などの症状がある方は、咳エチケットを行ってください。
また、持病がある方などは、上記に加えて、公共交通機関や人混みの多い場所を避けるなど、より一層注意してください。
万が一、家族に症状が出た場合は、看病する人を1人に限定し手袋やマスクをつけるほか、こまめに手を洗い、看病する人も毎日2回は体温を測定し、症状が出ないか気をつけるようにすること。
ウイルスを広げないように食事の際には、大皿から取り分けずに食器の共用を避け、食器は消毒液に5分以上浸したあとで洗います。
そして、衣類や布団などは体液がついている可能性がある場合、80度のお湯に10分以上浸したあとで洗うと良いとされています。
さらに1時間から2時間ごとに5分から10分程度、窓を開け、換気することが大事だとしています。
国の対策が後手後手になってる今、個人それぞれが責任を持って行動し、これ以上広まらないように対策が必要ですね。