自分の子どもにはお金で苦労させたくないので良い教育を受けさせてやりたい、という人は多いと思います。そう思って子どもにアカデミックな勉強をたくさんさせてしまう人もいますが、それだと実は子どもが自分と同じようなお金の悩みからを抱えることになってしまいます。
世の中お金が全てではないので、変に「お金=力」とか勘違いをさせないように注意しないといけませんが、お金を稼ぐようになるためには、従来型のお勉強よりもどうやったら稼げるかを教えてあげる方が重要です。
数字に強いと有利ではあるけれど、学業が優秀なだけでは稼げない
マネーポストの「将来金持ちになれる? 子供のうちに算数で脳を鍛える大切さ」(https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200121-00000004-moneypost-bus_all)によると、子どもにはまずは数字に強くさせてあげるべきで、そのうえで、本などの身の回りにある小さいものを売り買いさせて、お金の使い方や稼ぎ方(売って少しでも多く回収する)を学ばせることが大事とあります。
高年収=学力やIQが高いという研究結果が今流行だからでしょうか。医師からの説明でまず前提として「数字に強いこと」が挙げられていますが、これはそれほど強く意識しすぎなくても大丈夫です。あまり極端に数字に弱いとそれは困りものですが、普通程度でも全然問題ありません。
というのも、いまは普通に勉強をして学校へ入り働いても、お金をたくさんもらうのは難しくなっていて、単純に数字に強いだけでは、お金を稼げるようにはならないからです。
確かにこれがあると損得の計算が早くできて有利ではありますが、計算が不得手でも、そこだけを助けてくれる仲間を探せば答えは得られます。
また、これもコメント欄にありましたが、やれる人を探す以外にも例えば機械を使えば簡単に答えを出してくれます。
「これはもしかしたら稼ぎを生んでくれるかも」と気づけるようになれば、それだけでも難しいことなので十分です。
お金を上手に使う/稼ぐことを意識させるのは大事
少しセコいという印象を受けたのか、小さい頃から商売を学ばせるという考えには、あまりポジティブな反応を示す人は多くないようですが、子どものうちにどうやったらお金を無駄にせずに済むか・稼げるのか、を考えさせることはとても大事です。
一番の上手いやり方とかは大人であっても見つけるのは大変なので、常にそう考えさせるよう導くだけで大丈夫です(もちろん自分が知っている手法くらいは教えてあげつつ)。 あとは自分で経験を積むことによって、自分なりの上手なお金の使い方・稼ぎ方を身につけてくれるでしょう。