ここでも以前から提唱しているように、サラリーマン一本で生きるのではなく、複数の収入源を持つことが大事という考えが、ようやく少しずつ浸透しているようにも見えますが、まだなにも始めていないという方向けに再度綴っておきます。
サラリーマン一本は危険
以前とちがって今はサラリーマン一本で生き続けるにはリスクがあり過ぎます。そもそも非正規でしか雇ってもらえない案件も増え、ここ20~30年間は平均の給料もほとんど上がっておらず、最近になり大企業に入れたとしても45歳前後になると割増退職金を渡され早めに切られるようになり、と安定的に長く雇われて生きること自体が難しくなっています。
そこで重要なのが、自分が属する職場からもらう給料以外に、少なくとももう一つ何か別の収入源を持つという考えですが、フィナンシャルフィールドの記事によると複数の収入源持つ生き方を「ハイブリッド・ライフ」というそうです(「収入の柱を複数持つ「ハイブリッド・ライフ」への準備は進んでいますか?」(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200114-00010002-ffield-bus_all&p=1))。
当たり前ながらまずは健康であること
わりと当たり前のことしか書かれていませんが、記事中にあることは大事なことで、まずは健康でいなければお金があっても幸せにはなれません。
将来を見据えて、収入源を増やすべく色々頑張るのは良いことですが、働きながら進めていくとどうしても体に負担は掛かるので、頑張り過ぎて体を壊す前に、適度に休むなども必要です。休息も長く動くための投資と思えばよいかと思います。
最終的には副業⇒投資がおすすめ
記事中には具合的にどうすべきかはその人次第としか書かれておらず、確かに今置かれている状況次第と言えるのですが、労働は歳を取ればとるほどきつくなるし、そもそも「r(投資のリターン)>g(労働から得られるリターン)」ということで投資のほうが効率よく稼げるため、ここではいつも最終的には投資にシフトすることをおすすめしています。
例えば今すぐ手元に200~300万円程度の投資用の資金があるのであれば、戸建てなどの中古の不動産を買い家賃を得て、家計を見直して毎月3万円程度の貯蓄をして、購入した不動産から上がってくる家賃と合わせて、2年程度でまた次の不動産を買い、今度は毎月の貯蓄と2件の不動産からの上がりを貯めてまた次の物件を買い、その後は例えば3つの物件と毎月の貯蓄を高配当の株式に回してもいいし…とすぐにでも投資を始めて副収入を早速増やし始めることが可能ですが、
もし元手が全くないのであれば、先ずは家計を見直して毎月3万円程度貯めるところからスタートし、自分が持つスキルを活用して副業(ダブルワーク)をして収入を増やす方向で動くべきです。
時間や量を調整しつつ、勤め先と同じような仕事をするのでもいいですし、興味を持っている分野で見習いから始めるのでも良いと思います。とにかく月に数万円でも上りを増やせれば、数年後にそれを投資の資金として使うことができます。
手に職があったとしても年齢を重ねるとなかなか雇ってもらえないとか活躍する機会自体を得るのが難しくなってきますから、ある程度の年齢になったら不動産や株式などから得る家賃や配当の上がりのほうが給料よりも多い、という状態が理想です。そこまでいくのが難しかったとしても、稼ぎの大半もしくは大部分を得られるところまでいけば、あとは少しだけ働けばよい状態になるので、お金について心配をしなくても生きることができるようになります。