職場でイヤな上司とか組織から理不尽な命令などで悩まされている人はとても多くいます。社会に出たての頃に自分も少しそんな経験をしたことがありますが、数年するとそういった悩みもなくなってしまいました。べつに職場を変えたからではなく、仕事の給料の額よりも投資からの稼ぎのほうが上回る
「r(投資)>g(労働)」
の状態を作ったからでした。
投資の稼ぎが給料を上回ると得られるもの
投資の稼ぎで得られるものは、経済的な余裕や安心だけではありません。精神的な余裕も得ることができて、働く環境においても有利になります。
今までの経験からいうと、投資での稼ぎが雇われ先からもらう給料を大きく上回っている状態だと、職場というところで変に気を遣う必要がありません。働かなければ食べられないような経済状況ではないため、クビの脅しも全く効かないので、意見を求められたら、わりと思ったことをはっきり言えます。上司の命令であっても「これにどう考えても正当性がない」というものであれば、言うことを聞かなくても問題ありません。
上司や雇う側にしてみれば生意気でどこからその自信が湧いて出るのか分からず、一方で仕事はしっかりこなしているのでクビにするとしても正当な理由が見い出せず、と気持ち悪い存在でしかないでしょうが、そんなことはお構いなしです。
それでいて、仕事もべつに辞めたりしません。自分の本業とは別の領域について学ばせてもらったり収入源の一つとして、使える間はありがたく使わせてもらっています。
ごく普通の労働者でいると弱い立場のままですが、お金を出して稼ぐ・経営する側にも属していると、自分を使う側を同じように使い返すことができます。
くだらない社内政治とかいう雇われ同士の政治にも関わる必要がありません。決められた分をしっかりこなし、必要以上の奉公はしない、という働き方を通せます。
少しずつ始める
投資には原資が必要なのですぐには実行はできませんが、できれば働き始めてから数年でとにかく200万円貯めて中古の不動産を買い、その後も毎月の貯金を継続して不動産から上がる家賃も貯めて、今度は半分の期間で次の中古の不動産を買い、また次は最初の3倍のスピード(自分+2つの物件)でまた次の中古の不動産を買い…と続け、そのあとはまた不動産を買ってもいいし、代わりに高配当が出る株式を数銘柄探しても良いかと思います。
労働者として働く自分自身は歳を取るごとに労働市場では難しくなりますが、このように投資をすれば歳を取るごとに自分はどんどん強くなるので、同じところに勤め続けるにしても転職するにしても、もしも不幸にもイヤな上司の下で働くことになるとしても、人に媚びて生きる必要はなくなります。何の心配もありません。
ですが当たり前のことながら、投資で稼げるようになったからといってどんな上司に対してもイヤな態度を取るというのは間違いです。人間性が優れた人であれば、もしトータルでの稼ぎが自分より少ない人であったとしても、respectして接して真っ当な命令には従うべきです。
あくまで、イヤな上司に対しては相応に、ということです。