お金を貯めたいのであれば無駄な消費をするなと言う意味だと思うのですが、LIMOの「お金持ちになるために買ってはならない3つのもの」(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191220-00014545-toushin-bus_all)によると、特にマイホーム・マイカー・高級時計の3つは買うべきではないとあります。
住むところは必要だけど
記事では無駄にお金が掛かるものの代表格としてまず自宅の購入が挙げられています。普通に生活するためには住む場所は必要ですが、自宅そのものは自分で使う限りお金を生んでくれるものではないので、お金を貯めるためには、大金をつぎ込むのは避けるべきというのは間違ってはいません。
持っていることが足かせになることもある、とありますがそれもその通りで、例えば家を持っているがゆえに、まったくちがう遠い地方にあるもっと良い条件での仕事の誘いも断らざるえない等も十分に有り得る話です。
少し誤解もあったのか、コメント欄には反論も見られましたが、べつに買うなとは言っておらず、長く使うつもりでしかも利便性があれば持っても良いということだと思います。資産性を考慮して買えば、コストや損を少なく抑えられるかもしれません。
クルマ社会であれば、マイカーは必要
つづいて購入・維持に大きなお金が掛かるのもう一つの例としてマイカーが挙げられていますが、これは住む地域や用途にもよるかと思います。記事には「お金持ちの人たちは車を持たず」とありますが、都内でも見ると彼らは普通に持っているようなので、新しい世代のお金持ちは持たないという感じでしょうか。
今まで見てきた地方では、公共の交通機関がそれほど強くない分、お金を持っていてもなくてもほとんどの人がクルマは一家に1~2台持っていたりします。
毎回タクシーを使うよりも、コストと時間を削るためにはマイカーがあった方が便利で安く、お金持ちの人だって自分で運転しています。健康のために歩くべきとありますが、どこに行くのも遠いところに住んでいる場合、何をするにしても歩かなければならないのであれば生活ができません。
記事のタイトルだけを見るとあたかも車を買うなと聞こえてしまいますが、普段あまり使いもしないような人が意味もなく持つなということで、車が必要な状況にあり、実用的でコスパの良い車種であれば持つ分には全く問題ないでしょう。
スマホがあれば時計は要らないかも?
これも今の新しい世代のお金持ちのことでしょうか、お金持ちは高級時計を持たないとあり、これも国や状況によって見かけることはあるよと思ったりはするのですが、無くても別に困らないという意味では持たないことには賛成です。これはスマホの登場なども大きいと思います。
ただ高級時計に関しては市場もあり取引もされているので、モノや市況に詳しければ商品として持つ分にはいいのかもしれません。
実用的なものを買うに留める
冒頭で触れた記事タイトルには「買ってはいけない」とありますが、普通に生きる/稼ぐ上で自分がそれを必要としている分には、買うことは全く問題ありません。ただ、これら3つはいずれもそれ自体がお金を生んでくれるわけでは、持つのであれば、実用的でコスパの用意ものを選んで掛かる維持費なども抑える必要があります。これらの掛かるコストを抑えることができれば、貯められるお金も増えると思います。