千葉には10月ごろに視察に行ったばかりですが、およそ150万円ほど掛けていま外壁塗装をお願いしていて、色の確認等のために再度現地に向かいました。シートに覆われた現場を撮っても面白くないので、白黒2色で塗り替えた姿はまた完成後にでもお見せしますが、代わりに今回は町中の高齢化・若返りの様子をお見せしたいと思います。
想像以上に高齢者の数が多いようで
この地域に住んでいた当時は知らなかっただけなのかもしれませんが、この地域にはかなりの数の高齢の方が住んでいるようです。駅前の量販店でもこのような感じの
介護用品、一人暮らしのお年寄りが使う用の便利な生活グッズ、見守りサービスの案内など、老後生活のセクションがかなり充実していました。
駅から物件まで歩く途中も、空き家が少し増えた気もします。もともとこの地域住む人たちは東京に働きに出る人が多く昼間がとても静かなのですが、この日は天気も悪かったためか、なんとなく高齢化というものに対して漠然とした不安のようなものを感じました。
ところが、メインのJR駅から離れたもう一つの私鉄駅周辺まで来ると、新しい公民館や大きな生涯学習用施設や公営のスポーツセンターなど、新しい施設がいくつも完成していて、かなり賑わっていました。高齢者は多いながらも暗い雰囲気は全くありません。
けっこう広い市なのですが、コミュニティバスも充実していて、1日当たり10本通り、一回200円で利用できるそうです。これがあるおかげで、高齢の方も買い物に行くことができて、こういった公営の施設に集まってスポーツや娯楽を楽しむことができるようです。
駅に向かって戻る途中、改めてメインのJR駅周辺を見ると、かなり20年前にはなかったような大規模マンションが数多く建っています。
管理会社さんによると、こちらの市では、若いファミリーの流入がとても多く、人口規模も少しずつ大きくなっているので、駅からかなり遠く古くなってほぼ放棄されたような戸建てを見てもあまり心配はいらないそうです。数年もするとそこを買い取りたいという新しいファミリーが現れて、新築で戸建てを建て替えるようです。なるほど、どおりで廃屋のような隣家があっても全くそれを気にもしていないかのような新築がいくつもあるわけですね。試しに今回は駅から遠く離れた地域にもよってみると、確かに学校の生徒数も多そうで、近くの公園を見てみると、子どもたちの数もとても多くてにぎやかです。
駅前まで来るとさらに賑やかで、以前も触れましたが、このエリアで大体の買い物も済ませられるくらい商業施設も充実しているので、かなり暮らしやすそうです。
町全体としては、都内以上のスピードでちゃんと再生しているので、若い人たちも高齢の方たちもそれぞれが自分の年齢に合わせての暮らしを楽しんでいけそうな印象を受けました。これだけ若い世代の人が多いと、経営的には将来についてもある程度安心できます。