当たり前のことですが、なるべく無駄遣いをしないことは重要です。普段からお金を生まないものにはなるべく大きなお金を使わず、お金を生んでくれるものになるべく多くのお金を使うようにすると、将来のお金の心配はほとんどなくなります。
消費や浪費を抑えて投資などに回す
お金を気にせず○○を楽しみたい、と思う人は多くいるかと思いますが、お金は一度使ってしまうと手元から消えてしまいます。消えてしまったお金をまた手元に取り戻すには、例えば働いたりしてもう一度貯め直す必要があります。
若いうちは、貯めては消えて⇒貯めては消えて…を繰り返してもまだ何とかやってはいけますが、このように消費・浪費することだけを繰り返してしまうと、自分の手元には何も残らず、歳を取った時に困ったことになります。
ここでも過去に何度か触れましたが、少し歳を重ねると若いころとはちがって貯め直すために働く場所も限られてくるので、どこにも雇ってもらえずに働く機会も与えられない可能性す出てきます。お金を貯め直せないと、行動が制限させるので何をするにも不利になります。
若いうちには15~20年先のことなど想像がつきにくいかもしれませんが、特にここ数年の45歳以上の働き手の扱いを見ると、それが労働市場の実態だったりします。
投資を始めること
ですから、できれば少しでも若いうちから無駄なものへの出費は抑えて、なるべくお金を生んでくれるものを買うことをおすすめします。
もちろん全ての面で出費を抑えようとすると無理が出るので、どこかで少しだけ贅沢をしても良いでしょう。
食べ物・飲み物は一度おなかに入ると残らないものですが、せめてレシピが無理でも味を記憶にしっかり残し何かの参考にしたり(食べ物関連のビジネスに生かす等)、高い服を買うにしても、めったに着ないものを買うのではなく、ここぞというときに必ず切れるものを買う、住まいを買うにしても、流行りのウォーターフロントではなく、災害に強く資産価値があり、いざとなったら貸し出せるところを買う、旅行をするにしてもタダの思い出にするのではなく、現地の名産や名所に関するビジネスにつなげるアイデアを練るなど、ただの消費に終わらないように何か将来につながるものを得るよう心掛けたいものです。
同じものを持つ安心感、とかいうものは捨てる
みんながこれをやっているから/これを持っているから、自分も同じものがないと不安、と感じる必要はありません。自分にとってどうしてもそれが必要であればあった方が良いですが、単純にひとと同じものに合わせることにはあまり意味がありません。
みんなと同じことをして、みんなと同じように無駄遣いをしてしまっては、歳を取ったときにただお金がない人と同じようになるだけです。
出費を抑えながらと聞くと、つまらない人生のように聞こえるかもしれませんが、何も人生通してずっと倹約を、というわけではありません。若いころにしかできないこともたくさんあるので、ある程度は楽しむべきだと思います。
無駄遣いさえしなければ、そこそこ人生を楽しんでも構わないわけで、全部締めなきゃということでもなく、副収入がある程度大きくなってきたら、いろいろ楽しんでも良いのかもしれません。要は、最初の何年間かをしっかり堅実にやるべきということです。