今から同じものに参入するつもりはありませんが、仕組みなのか気になったので調べて見ました。スモールビジネスとはいってもビジネスを始めるにはそれなりに大きな資金が必要になるのかと思っていましたが、単純に始めるだけなら本当に300~400万円程度から始められるようです。
タピオカミルクティーの店の例でスモールビジネスの始め方・実態について書かれていたので(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190823-00010000-metro-life 「タピオカ店って、どのくらい儲かるの?そんな疑問にコンサルタントがばっちりお答えします」)、こういった案件も選択肢の一つとして仕組みくらいは知っておいても損はなさそうです。
必要な資金と回収に掛かる月数
ざっくりと店舗立ち上げに300万円ほど+毎月の人件費4人分を含めた固定費は75万円として、無休で一杯数百円の単価で毎日110杯売れば毎月約43万円儲けられ、初期投資を約7か月ほどで回収できるかも、とあります。もちろんこれはすべてが順調に進むことが前提で、とのことですが、これを簡単とみればよいのか難しいビジネスとみればよいのか、直接お客さんと関わるビジネスをしたことがないのでわかりません。
タピオカの場合は、すでにブームが始まってから2年ほどたち、この先もし持っても2年程度では?とありますから、その2年で43万円×24か月=約1000万円を本当に儲けられるのかを読みにくく、終わりかけの時期には売り上げ自体が下がるでしょうから実際にはもっと早めに撤退する必要がありそうです。一方で、人を雇うとスタッフの面倒を見る責任もありますから、簡単にすぐに辞めるようなこともできません。
しかも、これはおそらく人通りの少ない場所でのケースかもしれず、もっと人通りの多い派手な場所で展開すると、スタートアップだけで当たり前のように1,000万円以上掛かりそうです(「タピオカミルクティー店経営に乗り出す在日中国人の「甘くない現実」」 https://diamond.jp/articles/-/212430?page=3)。
先程の試算はあくまで「全てが上手くいったら」のケースですから、未経験者がいきなりやってみるのは難しそうです。
アイデア次第で
前述の記事の筆者ももちろん、今から市場に参入する人にはタピオカ以外の商品を勧めていますが、次に何が受けそうかを予測するのも難しいところです。もともとタピオカも日本には相当前から入って来ていたものですが、それをまたブームとして再燃させて人気商品に育て上げたりするにはかなりの商才が要ります。
ですが、スモールビジネスというだけあって思ったよりも小額から始められるためすぐにもやれそうなので、何か確信を持てるようなものが浮かんだら、やってみる価値はありそうです。もちろん「少額」とはいってもそれなりの金額は掛かるので、立ち上げてはつぶすようなことはできないですが。
飲食以外で在庫も腐らず人件費が掛からないビジネスについてはまた別の機会に触れたいと思います。