働いて得たお金が全部消えてしまい将来に希望を持てない、という人は多いと思います。昔ととちが今は性別に関係なく働くのが当たり前になり、結婚も自然発生するイベントではなくなりました。それぞれの人が一人で生きていく中、ただ同じような日々が繰り返されていくと、いつまでこれでやっていけるんだろうと不安になるのかもしれません。ですが、ちょっとしたことを知っているだけで、その不安から抜け出すことは可能です。
ずっと一人で生きていると自然と将来が不安に
先日見たこちらの「「給与はすべて生活費に消える…」アラフォー独身の非正規女性」という記事中に登場する女性は、毎月の稼ぎのほとんどが生活費に消えてしまい将来への備えを用意することができないため焦っているとあるので、筆者とは別の視点からアドバイスしてあげたいとか思ったりします。
貯金ができない、とは言っても手取り収入20万円に対して支出17万円のため、一応毎月2~3万円は貯められていて、手元の資金も400万円ほど貯めているとあります。
ここではいつも、まずは200万円弱用意して少額の投資物件を買うことをお勧めしているので、こういう方であれば実はそれほど焦る必要もないように思えます。
収入がこれくらいの場合、普通はここまで貯めるのには十数年掛かりますが、この方はすでにそれを終えているため、まずは、手元にある400万円の資金を使い、中古の戸建てを二つ買います。それぞれから月3.5万円程度の家賃が取れれば、それら2つの物件からの家賃+毎月2~3万円の貯金継続で、約1年半後にはさらにもう一つの中古の戸建てなどを買って、家賃の上りを増やすことができます。
記事中には、毎月2~3万円の貯金は、帰省やコンタクトレンズ代などに消えてしまうとありましたが、例えば帰省だけ1~2年だけ我慢すれば、このように3棟目を買うことができます。
物件が三つもあれば、とりあえず副収入の上りが毎月10万円以上で、これだけを再投資して、例えば高配当銘柄などの個別株への積立てに切り替えて貯めて行ってもいいですし、もしくはそのまま溜まり次第同じような物件を購入してもいいですし、どのようにでも進めていくことは可能です。
投資で年齢の壁に打ち勝つ
記事中の女性は現在39歳未婚で、有期雇用の契約社員のため、雇用も継続してもらえるかどうか等、将来に対する不安が大きいかと思いますが、このように、副収入の上りを増やしていけば、将来の出会いについてはどうなるか分からないですが、少なくとも雇用や収入などの不安については、かなり軽減されるのではないでしょうか。
もちろんまだこの段階ではずっと働き続けていく必要はありますが、一般的に、どんなにスキルがあったとしても歳を重ねるごとに、就職先の選べる幅も狭まってきますが、もし次の就職先の収入がちょっと良くないところであったとしても、これであれば十分に生きていくことができます。
理想としては、今の収入のレベルを保っていきたいところですが、もしこの収入レベルを保つことが出来なくても、これらの副収入がカバーしてくれるので、十分に希望を持てるかと思います。
記事中ではできれば正社員のポジションに就ける職に、と提案されていますが、正社員になっても待遇が然程変わらないことも多々あり、正社員でも解雇されることはあるので、収入アップを図るのであれば自身の年齢に関係なく稼ぎ続けてくれる副収入自体を増やしていく方がよさそうです。