世間では年金不安だの老後資金2,000万円不足だのと騒がれているのに、それには全く関心もなく危機感がない人も多くるそうです。稼ぎもあってそこそこ準備(貯金?)ができているからなのかというと全然そうではなく、先日見た「「老後2000万円問題」を知らない、やばい実家暮らし独身者たちとは」(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191006-00013708-toushin-life)という記事によると、彼女たちの多くは実家暮らしで年収もそれほど多くはない仕事に就いているそうです。親からは「将来結婚すればOK」と軽く言われているらしく、彼女たちもそれで何とかなるくらいにしか思っていないようで、本当にそれを信じ切ってしまっているのなら将来は悲惨です。
いまでも多くいる腰掛けの人たち
まずでは彼女たちがどのような状況にあるかというと、まずは職業については正規雇用ではない仕事に就いており、それも仕方なくということではなく、専業主婦志望のため自ら選んでそうしているようです。筆者によると、稼ぎが少なくても実家暮らしのためか「自分を貧困と思っていない」「誰かが何とかしてくれると思っている」とあります。
親に守られているがゆえに
前述のとおりそれほど収入が多い職業に就いているわけではないため、手取り月収10万円台・年収200万、それでも見かけは派手(おしゃれ)で高いランチやちょっとした贅沢を楽しんでいるようで、老後どうなるかについては全く考えていないし準備もできていないとあります。
将来については親から結婚相談所で相手を見つければいい程度に言われているようで、その言葉を割とそれを簡単に信じるようですが、今は男性が一人の稼ぎで家族を養うのは簡単ではありません。それができる男性側も相手を選ぶわけですから、年齢を重ねてから「非正規雇用実家暮らしの箱入りおばさんが選ばれるわけがない」という現実を突き付けられ、婚活市場でも詐欺などのターゲットになったりと危ない目にも遭うようです。
どうすれば?
コメントには一部で結婚という古き良き受け皿も必要との優しいものも見かけますが、ほとんどは、「専業主婦狙いはもう厳しく、企業も徐々に延長雇用を打ち出しているので頑張って働け」が大勢を占めています。現実を見ろということなのだと思います。