よく、学歴があってキャリアが順調な人でなければ投資はできないとか思われていたりするのですが、実際にはそんなことはありません。自分の学歴も職歴もパッとしない、だから投資は無理かも…なんて思う必要もなく、全く心配ありません。
父はもしかしたら「投資してもらっておいて無駄とほざくのか!」と激怒するかもしれませんが、残念ながら投資の世界では、学歴も職歴も全くの役立たずです。お金に稼いでもらうために必要な知識は、お学校やお仕事ではほとんど得ることができません。
そとの世界で、「現物資産を買う、家賃・配当・広告料を得る、現物資産は生身の自分よりも頼りになる(オーナーが病気もしくは仕事をクビになっても稼ぎ続けてくれる)…」、等これくらい知っていれば十分です。
可哀相な学生に掛けてあげたい言葉
先日、親の財務状況が良くなくて大学進学をあきらめざるえなかった可哀相な高校3年生について書かれた記事(「進学できなくなりました。就職します」ある高校3年生の言葉に考える、貯蓄がないということ(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190930-00013591-toushin-bus_all))を見ましたが、最近たしかによく親が学費を工面できないので子供が進学をあきらめたという話をよく聞きます。世の中全体にもっと「45歳定年」が定着してしまうと、こういう話はもっと増えていくでしょう。
記事中の学生さんは、就職を選ぶしかなくなってしまったために、今は将来がとても暗いものに見えてしまったかもしれません。むかしのイメージでいう、普通に就職し、普通に稼ぎ、普通に家庭を持ち… なんて夢も持っていたかもしれません。すぐにでも就職しなければならず、その道が閉ざされてしまったかのような気持ちかなと想像するのですが、
諦める必要はありません。
学歴や職歴がパッとしなくても投資を始めることは可能ですが、そのためにはまず資金を少し貯める必要があります。そして、その資金をためるには仕事に就く必要がありますが、このタイミングでIT系の仕事に就いて技術を身につけたりすれば、ネット上では学歴など一切関係なく仕事を受注できます。とにかく、いずれAIに取って代わられる事務系の仕事ではないほうがよいです。
種となる資金を貯める仕事がないと、さすがにこれはどうにもならないので…
ここからはまたいつものパターンになりますが、
まず、ある程度の資金が溜まるまで高配当銘柄の株などに投資して150~200万円程度溜まったところで中古の戸建てなどを購入し、月額数万円の家賃を得て、今度はその家賃と高配当株への投資を合わせて次の物件購入を目指し、また一つ物件を購入したら今度はまた高配当株への投資と物件二つからの上りを再投資してさらに投資対象を増やし…と延々と収入源を増やし続けます。途中で広告料を稼げそうなサイトやアカウントの購入を混ぜてもいいかもしれませんね。
このようにある程度の数を持つと、副収入の上り自体が大きくなって収入源を増やせるスピード自体も加速するので、毎年少なくとも月額数万円以上の収入を増やしていけるため、30歳前後にはなると月額数十万円の副収入を持つ働き手になっているはずです。労働と投資の上りを合わせれば、働いて高給を得ている人にも十分勝てそうです。
と、ここまで学歴・職歴は一切関係なく進めることができます。いわゆるお受験的なお勉強パワーを信じる方にとっては残念なお知らせかもしれませんが。
投資に学歴・職歴は役立たず
学歴があっていいお仕事に就いてキャリアが順調な人は、給料も高いので当然仕事がとても忙しく、投資に関する勉強に十分な時間が取れず、資産運用に疎かったりします。いいお仕事に就いてしまったがゆえに、責任も重く拘束時間も長いので仕方がありません。
一方で、それほど有名な学校を出ておらず高給ではない仕事の人が、いつの間にか人よりも多くの資産を築いていてほとんど経済的自由を手にしている状態だったりしますが、その理由は、前述の通りで、単に副収入を増やす方法を知っていたから、というだけだったりします。
このように、もし親の財務事情によって大学進学を諦めなくてはいけない状況になっても、将来を心配する必要はありません。
なるべくずっと使える技術を学べる仕事に就き、学歴も職歴も全く役に立たない投資の世界に進めば、十分に将来を明るいものにすることは可能です。