いつもは厳しめのコメントが集まるSPA!ですが、めずらしく温かい応援コメントが多く集まっている記事を見かけましたので、今回はその非正規・非熟練労働者の男性の現状(1時間200円のネットカフェに住んで2年目…年収100万・41歳の生活https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191008-01610869-sspa-soci.view-000)について触れたいと思います。たとえ年収100万円でネットカフェで寝泊まりするようになっても、人生諦めるのはまだ早く、もうこれしかない、と思いこまずに他のいろんなものにも目を向ければ、やり直すことは十分に可能です。
地元に残って居ればよかった?
記事に登場する男性はもともと山形で高校卒業後に地元のホテルに就職するものの、勤め先のホテル倒産後に肉体労働に転職、体を壊して新天地を求めて上京したものの、定職には就けず日雇いでギリギリの生活をしていて今に至るようです。
結果論にはなってしまいますが、もしそれほど年収が高くないにしても、地元に残り、他のホテルに就職するなどしていたほうが、同じ年収100万円台だったとしても、住所も持てて、体を壊すこともなく、もう少しマシな暮らしができたのではないでしょうか…。
人手不足なので東京に仕事はあるものの、スキルは求められる
地方と比較すると都内には時給が高い(記事には日雇いでも時給1200円とある通り)多くの非正規・不定期の仕事がありますが、それ以上にそこそこ安定していて給料も良い仕事に就きたい場合には、それなりの経験やスキルを求められます。いくら人手不足とはいえ、何もないまま、しかも新卒ではなくある程度の年齢に達してから上京しても、日雇い以外の仕事に就くのは中々難しいかと思います。
ところが…
今の年齢からでもつける職業は色々残っている
コメント欄を読んで初めて知ったのですが、41歳ならばまだ自動車関連の期間工ならギリギリ仕事があるようです(50歳くらいまで)。色々調べてみると、さすがに全くの未経験で45歳以上からのスタートとなると期間工も厳しいようですが、記事中のこの方の年齢であれば確かに間に合いそうです。コメント主さんも数年務めてその間に職業訓練校に通えばやり直せるかも、と提案していますが、そういった道もあります。
宅配業を勧めるコメント主さんもいました。以前からこの業界も慢性的な人手不足で、運転免許があれば、すぐにでもドライバーになることはできます。今の暮らしよりはかなり良くなりそうです。
ホテル勤務の経験を生かして、本当の意味で新天地を求めてはどうかとすすめるコメント主さんもいます。例えば熱海などでは一時期かなり落ち込んだ観光客の数が回復して町がにぎわいを取り戻しましたが、宿泊施設などは慢性的に人手不足です。体が悪いにしてもやれる仕事は多くあるので、場所を変えれば、業界に12年も務めたことがあるベテランとして迎えてくれるところもあるでしょう。
あとは本人のやる気次第にはなりますが、これしかないと思わずにいろんなものに目を向ければ人生をやり直せる道はまだまだあります。みんな応援しているのであきらめずに頑張ってください。