基本的に一度買い付けたら長期で保有するという考えなので、放っておくことが多いのですが、それでも今持っている銘柄に関してできる限り最新のニュースを知っておく必要はあります。忙しいを理由になまけがちではありますが、大きく動き過ぎる前に時々リバランスしないとです。
MUFG海外の人員削減
ブルームバグによると、9月20日にMUFGが香港・シンガポール・ロンドンで人員削減するめるかも(https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-09-19/PY3MEP6JIJV401)と出ていますが、こちらはMUFGの事業計画にも記載があった通りの動きとは思いますが、投資銀行バンカーたちの報酬も3分の1減と出ていたりしますから、業績不振かも、いうコメントも完全には無視できないところもあります。
かんぽ生命の件だけではなく、ゆうちょ銀でも高齢者への投信の不適切な販売
日本郵政に関しては、先日もかんぽ生命のほうでは従業員に課せられていたノルマのキツさが13万件以上もの不適切販売の原因の一つと報道されていましたが、それに続いてゆうちょ銀行の方でも高齢者への投信の販売のうち約1万9千件以上で社内規定に抵触していたようですが、この数字もあくまで過去1年を調べただけの数字のため、実数はこれよりもっと膨らむ可能性有りとあります(https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00002/091700685/)。本社側の問題解決意識の欠如も見られとあるので、持っている分どうしよう…、というところです。
三菱商事
三菱商事においては、原油・石油製品を扱うシンガポール子会社の中国籍社員が今年1月以降にデリバティブ取引を繰り返し、7月の原油価格下落で約345億円もの大きな損失が出たとあります(https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-09-20/PY49KQ6S972801)。元現地社員はその後連絡が取れない状況とのことですが、記事によると過去には三井物産などでも100億円級の損失が出た際にオフィスクローズとなってしまった例があるようなので、今回の件も業績に影響がありまそうです。
しばらくは様子見
どこかの不祥事の記事に目を通すと、不正事件関連の記事ばかりがおススメに挙がるので仕方がないのですが、最近緩んでいる会社が多いという印象を受けています。
とりあえず日本郵政は膿を出し切れていない様子で、今の状況では買い増しはできず、MUFGと三菱商事については下げも緩やかのため様子見です。