先日またどこかのTV番組にて「大学生相手にAIが入った50万円もする高額USBを売りつける詐欺が…」という内容をながら見でみていましたが、4~5年前にも何だか同じようなことを聞いたような気がします。先輩・後輩とかいう関係をマルチの案件に悪用して稼ごうとする悪い人は今でもいるようですが、こういう上下関係をあまり強く意識しすぎないことが、自分を被害から守ってくれそうです。
先輩・後輩という関係の悪用
大学卒業まで10年ほど外に居たせいなのか、ただの年齢差から発生する上下関係には縛られず、ほとんど意識せずにやってこれたので、先輩・後輩とかいう関係はそれほど大事なものだとは思っていません。世の中には、この年齢差を大事だと思いこむ人を利用して、厄介ごとを持ち込んできたり、前述のようなほとんど価値のないUSBを売りつけてくる悪い人もいるようなので、助けにもならないなら、最初からなくても困らない程度のものと思ったほうがよさそうです。
「投資で簡単に稼げる」を謳い文句にしたオプションがらみの詐欺は過去にも多くあるので、このUSBの機能を本気で信じて購入した人はたぶん少ないとは思います。ところが日本ではどうしてもこの先輩・後輩とかいう関係によって発生する縛りのようなものがキツいのか、これが被害者を生み続けてしまうようです。
先輩・後輩とかいう関係は、なくてもそんなに困らない
先輩・後輩という関係は、単純に先に生まれたかそれとも後に生まれたかだけのものでしかないため、偉いも偉くないもありません。歳をとることに才能など必要ないからです。
先輩とかいう存在から、「これを買え」と言われても、自分がこれは疑わしいと思ったら即刻断ってしまって構いません。購入を強要されそうな状況にとらわれたとしても、その場をすぐ出て通報してしまいましょう。監禁も強要も違法です。
購入を断ることで付き合いが無くなり大学がらみの関係を全て失ったとしても、それほど大きな損失にはなりません。むしろ、そういう連中と付き合うことによって発生するリスクをなくすメリットが得られます。
人との付き合いは、他の場所(職場、趣味の場、本当の投資の世界など何でも)で、いつでもいくらでも作ることは可能ですから、狭い世界にとらわれる必要はありません。
もっと言うと、人との付き合いが少数でも全く問題はありません。今は機械に押されて人間の力は下がっているので、単純に「知り合いが多い=資産」とはなりません。昔のような口利きは効きにくく、助けてもらえるようなことも少なくなっているので、人を多く知っているだけでは意味はありません。数は少なくても本当に頼りなる味方がいてくれたら、それで十分にやっていくことは可能です。